【混迷】中国政府が介入。TikTokが払拭できない各国の懸念
NewsPicks編集部
218Picks
コメント
注目のコメント
アリババやその傘下の金融グループであるアントグループが規制当局の監視下に入ったように、バイトダンスも当局の影響が色濃くなっているようです。アリババグループの創業者ジャック・マー
氏は、影も形もなくなってしまいました。経営者の裁量権はほぼない。
バイトダンスも、当局からデータを提出せよと言われれば、拒否できない状況です。各国が安全保障上の問題として注視しているのは、当然のことでしょう。最近米国で政府関連の端末でTikTokの利用を禁止する法案が提出されているニュースを見て、TikTokのアクセスデータを中国政府が活用するとどんな実害があるのか疑問に思っていました。
確かにどのユーザがいつ、どんなコンテンツを見ているのかを他国の政府に把握されるのは気持ち悪いのですが、それによってどんな害があるのかは明確には見通せていません。
むしろ、米国の大統領選やブレグジットにFacebook広告が活用されて大きな影響を与えたことが問題になったように、明確な意図をもって政治的な方向性を変えるコンテンツを見せるようなロジックが中国政府の意向で展開されれば、それは大きな問題だと捉えています。
データ保護も大切ですが、不正なコンテンツの表示ロジックが与える影響を懸念しています。