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【新発見】たった1個の細胞が解き明かす生命の謎

NewsPicks編集部
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  • NewsPicks 編集委員 / 科学ジャーナリスト

    編集を担当しました。

    獲得形質は遺伝するのか否か、という議論を進展させる注目の研究成果を出した若手研究者のインタビュー。

    研究の面白さもさることながら、エピジェネティクスがジェネティクスに変化する場合があるという話に、驚き、ワクワクしました。


注目のコメント

  • NewsPicks 記者

    遺伝子のスイッチ特集2日目は、受精卵でリセットされると言われていたエピジェネティクスの情報(遺伝子のオン/オフの情報)が、消えずに残っていたことを発見した気鋭の若手研究者にインタビューしました。

    「獲得形質は遺伝するのか」。つまり、親の経験や身につけた性質は卵子や精子を介して子どもに伝わるのか、というテーマは、古くから生物学の世界で論争となってきました。ちょっと雑な例えですが、トレーニングを積んで足が速くなった親の子どもは少しだけ足が速くなる、みたいな話です。

    しかし、19世紀にダーウィンが提唱した「自然選択説」が進化論の定説となり、獲得形質の遺伝を主張する「用不用説」は否定されてしまいました。ダーウィンの自然選択説は、突然変異によって偶然うまれた特徴が有利に働いた種が生き残るという自然淘汰による進化論です。

    一方、21世紀に入ってエピジェネティクスの研究が進むにつれ、マウスやハエを使った研究で、獲得形質が遺伝しているように見える実験結果も出てきました。

    そんななか、卵子の持っていたエピジェネティクス情報が次世代に引き継がれる証拠を発見したのが、理化学研究所の井上梓さんです。DNA以外にも、親から子へ引き継がれるものが実際にあったのです。

    親が意図的に獲得した性質が受け継がれることは考えにくいとしても、親が受けた環境変化は生殖細胞を通して次世代にも影響を与えているのではないか、というのです。

    この発見はもしかしたら、私たちがまだ知らない、未知の遺伝の仕組みや生命進化のシナリオの解明につながっていくのかもしれません。


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    NCB Lab. 代表

    遺伝のメカニズムは、単純に「要不要論」とか「自然選択説」で割り切れない複雑なモノなのでしょうね。


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