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タブーに切り込め!ここがおかしい「日本の保険」
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均衡成長(GDPデフレーター)とGNIの伸びが金利を超えていれば良いのよね
実際はそうなっていないから利率が問題になる。
それだけのこと。
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政府が国債を発行して財政支出を拡大し、日銀がその国債を買って量的緩和を進める政策は、日本がデフレあるいは低インフレである限り、国債を発行する政府とそれを買う日銀の思惑が一致するので問題が表面に現れません。政府の低利の借金と日銀が持つ低利の国債が増え続け、水面下でリスクが高まっていくだけです。1990年代以降、我が国はこの構図にどっぷり浸かり、アベノミクスで加速して、コロナ禍中で一段とリスク溜め込むことになりました。
水面下に沈んだ問題は、インフレが加速するなどして日銀が国債を買うのを止めざるを得なくなった時、一気に表面に出て来ます。政府は毎年200兆円以上の国債を新規と借り換えで発行していますので、日銀が国債を買うのを止めて金利が上昇すれば、利払い負担は増え続けるのが必定です。
経常収支が万が一にも赤字になって日本の財政が信認を失えば、金利が米国はもとよりイタリア並みにならないとも限りません。税収がせいぜい70兆円で40兆円以上の赤字を抱えて大変だと言う中で、利払いが10兆円単位で増えたら流石に財政は持ちません。待っているのは真綿で首を絞めるような増税か、円安とインフレで庶民の円建ての貯蓄と賃金が目減りして行くインフレ税。政府の赤字と借金の本当の恐さはこうした構図を作ることにあるのです。
日本経済が真の成長力を取り戻し経常収支の黒字が続けばこうした問題を表面化させることなく切り抜けられますが、国民から円で借りている限り財政赤字と政府の借金はいくら増えても大丈夫、日銀は政府の子会社だから日銀が持つ国債は無いも同然、といったおとぎ話を信じていると、それが何時かは誰にも分かりませんが、ある日突然足元を救われることになるでしょう。
今の日本の風潮だと反発する向きが多いだろうと予感するものの、無視してはならない警鐘だろうと思います。
日銀にケチを付け続け、金融緩和の限界に直面したら、今度は財務省にケチを付ける。金融緩和だけで上手く行くと論じていたくせに、今度は財政拡張こそが命と解く。そして、それが達成されないのはお上のミスマネジメントにあると喧伝する。さすがに財務省はジャックできないのでしょうか。

そんな「他責的ポピュリズム」がまた跋扈しているようです。そうした論者は、自らを主流に位置付ける割に、その源流を明記することがまずありません。自らの主張の論拠もまた、所在が不明な他人に押し付けるという意味でも、無責任で他責的なスタンスを貫いています。
ちなみに、一般会計が110兆円であれば、そのうち16兆円は債務償還費ですから、実際の債務増加分は40兆円から16兆円を引いた24兆円ということになりますね。
何度も繰り返されている「国債残高1000兆円はけしからん」と「国債買ってるのは日銀(もしくは国内)だから問題ない」という派閥の対立。結論から言えば、この先何が起こるのか誰にもわかりませんよね。前人未到の領域に来ています。
はっきりわかっていることは、その答え合わせの時が近づいていること。日本という国が信頼されている限りは多分大丈夫なんでしょう。でも100年は信用されても1000年信用され続けた国なんてあるんでしょうか。通貨なんて所詮は信用で成り立っていますし、もっとはっきり言えば幻想とも言えますよね
金利上昇の影響は、日本政府が「利払い地獄」に直面するよりも先に企業金融に及ぶ。「日銀は財政を慮って金利上昇をためらう」との説があるが、むしろ企業金融やそれに伴う企業行動に神経を使って、早期かつ急速な金利上昇をためらう要因の方が強いだろう。政府の「利払い地獄」を過度に誇張しても、政治家の財政出動依存が改まらなければ、意味がない。予算を査定する側は、利払費が増えたら増えたで、政策的経費をバッサリ切り詰めるまでのことだろう。
金利上昇分を増税で賄おうとすることが主因となって、国内の経済環境の悪化が見込まれる。数字だけでなく、そこには人がいることを踏まえた政策運営を行うよう願いたい。
この加谷さんの記事の辛坊さんの論評読んでも、まだ楽観的な見通しをコメントされる方も居られるから
日本経済は支えられているのだと思う。
MMTやら政府統合論を信じていれば、そうなるのでしょうね。

賢明な皆さんは、資産の一定割合は外貨建てで持たれる事をお勧めします。
利払いが恐ろしいというよりは景気が腰折れしてしまうリスクは高くなります
いま企業は賃上げをしていますが、果たしてその後はどうなるでしょうか
インフレだけなら、金利と共に税収も上がるとは思うが。
筆者名を見て読むのをやめました