ブラジル連邦議会や最高裁襲撃 前大統領支持者4千人、警察鎮圧
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どこからどこまでが計画された茶番で誰が誰のために起こしたアクションだったかはなかなかわからないものです。
襲撃の目的は?本当に扇動したのは誰か?この結果得をするのは誰か?
ブラジルに限らず表面的な政治、マスコミを絡めた誘導は頻繁にあると思っていないとなあ。
注目のコメント
国内メディアではまるで図ったように、リアルタイムでボルソナロ前大統領支持者が国会議事堂をはじめブラジリアの官庁に侵入している模様を放映しています。メディアの映像や写真を見る限り、襲撃というよりは侵入という表現の方が正しいと思います。侵入の前には警察のパトカーが並走する形で支持者たちのデモを制御する模様が伝えられていました。
メディアは“ボルソナロ支持者のテロリストたち“と書き立てていますが、当のボルソナロ氏は年末よりアメリカに滞在中で、ルーラ新大統領就任式には当然出席せず、一方で就任式の前には暴走する気配があった支持者らに対して「インテリジェンスと節度を持つように」とその行動についてコメントをしていましたが、その声は結局”テロリスト“たちには全く届かなかったということでしょう。
アメリカで起きた議会襲撃事件では約900人の参加者がいたようですが、今ブラジリアで起きてる事件は、国会議事堂だけではなく大統領府、さらに最高裁判所へ同時多発的に侵入しているようでその数は圧倒的にアメリカのケースよりも多いと言えるでしょう。
ルーラ新大統領は早速軍事介入を宣言し、ブラジリアの官庁街は騒がしいことになっていますが、今のところ死者が出たというような発表はされていません。前回の米国大統領選の後にトランプ派がやったことと、よく似ています。
ブラジルでは、昨年末大統領選があり、ボルソナロ前大統領が敗れましたが、敗北を認めず、司法や軍に働きかけて、選挙結果を無効にしようとしていました。
しかし、司法も軍も副大統領も、ボルソナロ前大統領の要請通りには動かず、2023年1月1日をもって、ルラ大統領が就任していました。
現在、ボルソナロ前大統領は、米国にいて、トランプ前大統領と共にフロリダ州にいます。自分はこの件には関係ない、と主張しています。
ボルソナロ派は、国会だけではなく、最高裁判所と大統領官邸も占拠しました。
また、警察署なども占拠しだしていて、このままだと銃器を大量に入手します。
警察にはボルソナロ派も多く、組織だった阻止や排除ができておらず、一部の警察官は手引きしている様子です。
その後、軍が動き出して、国会内のボルソナロ派は排除されました。
軍がルラ現大統領の命令に従った時点で、ルラ大統領の勝ちですね。
国会内で遊ぶボルソナロ派
https://twitter.com/muriloffagundes/status/1612164883684130816本質はグローバリズムの進展による中間層の没落、テクノロジーと文明と都市化の発展によるコミュニティの破壊と人心の孤立。これにより白いゴミとまで揶揄されるアメリカの労働者はホワイトハウスを襲い、フランスでは黄色いベストを着て、ブラジルでも同じ事が起き。勝ち目も、そもそも目的すらもあるか疑わしい破れかぶれの憂さ晴らし。