この連載について
英語、それは日本人のコンプレックスが最も刺激されるスキルだ。「英語だけできてもねえ」なんて負け惜しみも時折聞こえるが、「英語ができなきゃキャリアも日本の未来もヤバい」のが現実である。2023年こそ英語を何とかしたい人、必読。
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インターネットショッピングモール「楽天市場」を中心に、旅行予約サイト、ポータルサイト、電子書籍や各種デジタルコンテンツサイトなどを運営。FinTech事業では、楽天カードを中心に銀行、証券、電子マネーなどの金融関連サービスを手がける。楽天エコシステム(経済圏)のオープン化を推進。
業種
総合Eコマース
時価総額
1.83 兆円
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グループウェアでは国内シェアトップ。クラウド分野への重点投資を継続。中国、米国に続き東南アジアやオーストラリアにも販売網を構築するなど海外展開を加速。
時価総額
926 億円
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個人向け家計簿・資産管理アプリを主力サービスとする。スマートフォンアプリ版では撮影したレシートからデータを認識・反映できる機能が特長。法人・個人事業主向けには「MFクラウド会計」などのサービスを展開。
時価総額
3,659 億円
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「ユニクロ」や「ジーユー」などの、SPA型低価格衣料専門店を展開。特に中核事業であるユニクロは中国・アジア地域を中心に出店を加速。世界でも上位の売上高を誇る。
業種
カジュアル衣料専門店
時価総額
14.9 兆円
業績
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外国人相手にピラミッド前でラクダ乗り体験の客引きをするようなエジプト人は、小学校しか出ていなくても、英語はもちろん、8ヵ国語くらいで客引きや値段交渉をするし、世間話などもできます。
日本では、英語を話さなくても食べていけるので、英語をそこまで話そうとする日本人は少なかっただけのことです。これは、数学や物理の授業についてもいえることです。
日本人で英語を話す人が増える時というのは、日本人の多くが外国人観光客向けの客引きをしたり、英国領インドで英国人に雇われるインド人のような立場になった時です。
実際、浅草の人力車引きの人たちなどは、学歴に関係なく、5か国語くらいで客引きも会計も世間話もできます。
日本の中だけで商売していても先はない、という時代にもうなっている、ということでしょう。
逃げ切り世代はいいとしても、子どもや孫の世代は、外国人相手に客引きしたり、外国人の上司の下で働く、という時代を生きることになります。
もちろん、実際に必要なのは、英語よりも中国語だった、ということも大いにありえますが。
英語公用語というのは、管理職も英語しか話さない人が増えて、社員はもちろん、警備員も清掃業者も社員食堂従業員も、英語で指示を受けて、英語で報告書を出さなければならなくなる、それができる人しか雇ってもらえなくなる、ということなので、そういう必要が増えれば、英語を話そうという人は、放っておいても増えていくでしょう。
トヨタとかゼネコンとかが、丸ごとそうなると、他もそれに合わせていくようになるのは早いでしょう。
楽天もいいですが外国人観光客の多く訪れる、例えば築地のお店の方に聞くのもいいのでは?みなさん嫉妬するくらい明るく英語が上手です。
こういった業界では英語ができる人が相対的に少ないので、少しだけの意欲とハッタリがあれば「背伸び環境にいきなり放り込まれる」というある意味ラッキーな機会に恵まれることもまだあります(他の国だと少なそう)。
自分は大学卒業時は全く英語ができず外資系で働きながら覚えた類ですが、できもしないのに「やります!やれます!」とハッタリを言ってたら(英語できますとは言わない…)、想像以上にモリモリ英語仕事が降ってきました笑 これは今思うとめちゃくちゃ良い経験だったなぁと振り返っています。
まだ英語が浸透していない業界にいらっしゃる方でも英語系のアサインメントがあればガンガン手を挙げることをオススメします。優秀な人ほど「もう少し勉強してから…」みたいな感じになっていて一歩抜き出るチャンスです。全然会話できなくても失敗しても全然オッケーで、すごく良い経験になると思います。
逆にビジネス人材との格差が広がり、労働市場の二極化が進みそうだな、と
でも、社会的にデジタル人材不足なので、これによって志す人が増えたりリスキリングが進むことは社会にとっても良いことと感じました
そして、受け入れた外国人労働者に歓迎の意味として、日本の文化を浸透させることもおわすれなく(笑)
たしか楽天も琉球畳の部屋があったり、外国人に茶の湯体験させてるはず。
茶の湯やいけばなを通して理解してもらうのおすすめですよ。
弊社は二十四節気にあわせてお菓子の提供してます☺️
うまくいっているポイントは
・英語公用語化までの準備期間を設けて、仕事で使う会話力アップのためのサポートを会社が手厚く提供していること
・できないところは日本語でもいいという入口の緩さが、逆に通訳いれずにディスカッションするという積極姿勢につながっていること
・そして何より、英語でも仕事ができると給料やキャリアのチャンスも高まるという認識が広がってきたことがあると思います。
海外の人材と英語で業務することは、同一言語による業務の効率だけでなく、多様なスキルや発想を持つ人が集まり、問題解決へのアプローチが広くなり、イノベーションが生まれやすいというメリットもあります。仕事以外でも、生活習慣や文化の違いから「へえーそうなの!」という面白い気づきも生まれます。
海外人材の活用増加に伴う、日本人社員の英語力育成強化は、IT企業のみならず、ジョブ型やグローバル人事制度を取り入れる大手企業や、スタートアップでも盛んになって、じわじわと広がっています。10年前の英語公用語化とはっきり違う点は、ウェブ会議などで必須のスピーキング力を重視して、CEFRという国際基準で測っていることです。こうした流れを見逃さないのも大事です。
リスキリングではITスキルがフォーカスされがちが、実は、英語力はコスパが結構高いリスキリングと言えますね。
アジアの発展途上国の安い人材をイメージしているのでしょうが、基本的に英語を話せる人材は日本ではなく、アメリカ、シンガポール、イギリスなどの給料の高い国に行ってしまいます。
今は、英語を公用語化している日本の企業が少ないので、ごくまれにいる日本好きが来ているだけだと思います。
私は英語を公用語化すると、英語が話せるようになった優秀な日本人が海外に行ってしまうのではないかと心配です。
①英語化は、トップの意思決定
日本語でやる方が楽。それでも、長期で目指すところに対してやるというもの。だからトップの意思決定で、そのため投資や仕組み、執行の徹底を含む。「トップ」は経営レベルかもしれないし、特定事業や機能(例えばエンジニア)である場合も。
②過去と未来のバランシング
英語化は、既存社員には「え、話が違う!」となりやすい。一方で、そこを気にしていると未来に向けない。デメリットや変えるコストもあるから、トップの意思決定、となる。
③未来への投資
エンジニアが代表的だが、人口が違うから採用プールが広がる。従業員にとっても、雇用市場での機会が広がるので魅力的な職場になる可能性も(一方、従業員が成長する=他社から狙われる、なので自社をより魅力的にする努力も必要)。採用も育成も、組織経営の一丁目一番地。繰り返しだが、だからトップの意思決定。
④「コミュニケーション力」と「グロービッシュ」と「準備」
採用でよく「コミュニケーション力」を求める。同じ日本人同士なのに、である。これは言語力はコミュニケーションの一要素だが、会話の論理性含めた設計、会話のキャッチボールをできているか、などの要素が大きいから。
そして、マネフォの取り組みでキーは「グロービッシュ」、非ネイティブでも通じる英語。
昨年海外からメンバーが来た時に、あえて日本のメンバーには通訳なしで英語で会議をしようと伝えた。これは、苦手でも自分でしゃべることで、お互いに会話を成立させようという心理的な影響の方が、コミュニケーションのメリットが大きいと思うから。また、そのために準備をすること(事前にテキストで送ったり、論点・考えをまとめる)で一定対応できる。
ネイティブにグロービッシュを学んでもらうことも検討、という点は素晴らしいと思う。良い英語を使うことが目的ではなく、コミュニケーション手段として十分であることが重要。
⑤技術は使うが、完ぺきではない
個人的には、英語力よりコミュニケーション能力や専門性が、キャリアの生存戦略としては重要だと思っている。そうすればDeepLなども組み合わせてかなり仕事が出来る。
ただ、英語自体も一定できないと、間違いに気づかない。日本語でも微妙な違いが、意味に影響を与えるのと一緒。技術を使って、学びを加速させて、できるようになることを楽しむのが一番。
I previously tried to leave my comments in English here, which was stopped by the staff...