「トゥルキエ」表記広がる トルコ国名変更に欧米配慮
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グルジアがジョージアになったりもしましたが、TurkeyがTürkiyeになる場合、まず国連などではトルコ政府自身が手続きすれば済むことです。
日本政府に「トルコ共和国」ではなく「トゥルキエ共和国」という呼称を使ってもらいたい場合は、外務省を通してトルコ政府が申し入れて要請して、それを受けて日本政府が変更する、ということになるでしょう。
英語のTurkeyだと、七面鳥の意味があり、転じて(七面鳥のような)ノロマという意味でも使われます。
トゥルキエにした方が、Türkiyeというトルコ語の原音に近いのは、それはそうです。
英語だと、「トルコ人」はTurk、
「トルコ語」はTurkish
ですが、英国政府や米国政府がTürkiyeという国名を採用しても、これらの単語は変えにくいかもしれません。
üを使うのは、英語では面倒なので、英語だとTurkiyeという表記の方が多くなりそうです。年末年始の一時帰国中に小学生の姪っ子と一緒に自由研究と称して僕の財布の中にあったユーロ硬貨を発行国ごとに分類をしてみました。ユーロ硬貨の片面(national side)は発行国ごとに模様が違うんですね。
その中で姪が不思議がっていたのはスペインの硬貨には全てSpainではなくEspañaと刻まれていたこと。JapanとNipponのように英語と現地語では国名の呼び方が違うんだよと説明しました。
何気なく使われている硬貨にも色々と学びが有るようです。今回のターキー→トゥルキエも国家レベルでは色々な政治的思惑が有るようですが、下々の一人としてはその背後にある歴史的経緯も含めて興味深い事例として捉えてはどうかと。ちなみに日本語表記の「トルコ」はポルトガル語由来だそうです。この流れが世界的に広がったら「○○ってどこの国?え、××なんだ」。
こんな風になって受験生とかこんがらがりそう。
もし日本が変える場合、NIHON?NIPPON?