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ヘンリー王子、アフガニスタンで戦闘員25人殺害したと主張 英軍関係者とタリバンから批判の声

CNN.co.jp
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    静岡県立大学国際関係学部 准教授

    ヘリコプターに乗って、上空から機銃掃射で殺害しています。ターリバーンか、村人かなど、見分けようともしていなかったでしょう。
     「(25人は)満足のいく数ではなかったが、恥ずかしがるほど(少ないわけ)ではない」
     「チェス盤の上から駒をとっていくようなかんじだった」
    といったことを平然と自伝で書いていて、王族だからというより、こういう感覚であの戦争をやっていた英米人は多かったでしょう。
     それは、ターリバーンが勝つはずです。アフガニスタンの民衆が、英米軍やその手先の傀儡政権を支持するわけがありません。別にターリバーンが好きなわけではないにしても、です。

    殺害というか、民間人の虐殺ですが、実際はやったことをやっていないと否定するよりは正直に書いた方がましかもしれませんが、悪びれる風もなく公言していますから、罪悪感は皆無でしょう。

    アフガニスタンを民主化するとか、本気ではなかったのだろう、とか、女性の権利とか、どの口で言うのか、とか、いろいろと問題点はありますが、英国の王室や英国軍にとっても望ましい人物ではないでしょう。英国王室からすでに離脱してはいますが。

    なお、英軍でもオーストラリア軍でも、民間人虐殺などの戦争犯罪を行った兵士は取り調べが進んでいる最中なので、平気で公言しているのは、自分は特別扱いされるに決まっている、という意識なのかもしれません。

    ターリバーン政権としても、こういう発言1つで、英国とは容易なことでは妥協して国交を正常化するわけにはいかなくなります。中国やロシアに接近するしかなくなるでしょう。

    英特殊部隊、アフガニスタンで拘束者らを違法殺害の疑い
    https://www.bbc.com/japanese/62145298


  • 手記を書くこととアフガニスタン人25名を殺害したことは、同列に論じるべきではないことは自明です。王室を離脱したとしても、後者は人間としての倫理の問題ですから。


  • 大阪府庁

    何を喋るのも自由ですが、警護の方がお気の毒で。

    ≪「25人を殺害したと示唆することは、王子を傷つけたいと考える人たちを改めて焚(た)き付けただろう」「彼らが成功しないよう望んでいるし、王子には間違いなく相当優れた警護がついているはずだ」(ケンプ氏)≫


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