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このところ、予想より強い景気指標が出ると金融引き締めの長期化を懸念して株が下がるという普通と違う傾向が出ています。「景気の動向を敏感に反映する非農業部門の就業者数」が予想を上回り失業率も改善しているので株価は下がっても良いわけですが、一方、インフレ率の先行きを左右する「平均時給の伸び率」が「去年に比べて4.6%。前の月と比べても0.3%がで、いずれも鈍化」したので逆に上がったということでしょう。
雇用と物価の両方に責任を持つFEDにとって、雇用が強いままインフレが収まってくれれば理想的ですから。なんだかんだ言ってもアメリカ経済は粘り強いですね・・・ (@@。
米株が暴騰しているように、今回はNFPや失業率の強さよりも、平均時給の下振れに市場は注目しました。
12月の米雇用統計は以下。
・非農業部門雇用者数(前月比): 22.3万人増
(市場予想: 20.0万人増)
・失業率: 3.5%
(市場予想: 3.7%)
・平均時給(前年同月比): 4.6%
(市場予想: 5.0%)

雇用者数は市場予想を上回り、依然として労働市場が強いことがわかります。米国のインフレはしばらく続きそうですね。
果たして今年中に金融緩和へ動くのか、データ次第とするFRBの動向にも注目です。
米国の失業率が3.5%というのは、とても低いという印象を受けます。

レイオフやファイヤーが簡単にできる米国は、構造的に失業率が高くなる傾向があるからです。

これだけ失業率が低いということは「人手不足」なのでしょうね〜。
当然、賃金も上昇して好循環が生まれます。