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海外の主流派経済学者の間では、全然意外な処方箋ではないんですけどね。
なぜ日本経済がこれほど低迷しているのか?
→この原因が中立金利(経済に対して引き締めでも緩和でもない中立的な金利水準)が海外と比較すると日本は大幅にマイナスになっていること。
国内の経済主体である「家計」、「企業」、「政府」のうち家計と企業がお金を貯蓄しすぎていることで金利が下がり、「流動性の罠」に陥っている。

この状況から脱却するためには財政出動と減税(期限付きでの)が有効であるとありますが、減税をするならばその他の部分で増税をする必要があると思います。例えばインバウンドが高まっている局面を考慮して、日本への「入国税」の割合を高くする、あるいは免税店の免税制度を一時的になくすなど収入のマイナスを補完できるようにしていくことも大事であると感じます。
元米国財務長官サマーズ氏が日本に出した処方箋についてプロピッカーも務めてくださっている第一生命経済研究所 首席エコノミストの永濱さん(https://newspicks.com/user/417355)の著作より。
面白かったです。
日本病など、かなり周回遅れの主張のように見える。物価(デフレ)と景気が直接的に結びつくのか、今となってはかなり怪しい。インフレに悩まされるアメリカで、財政支出増が良かったのか、サマーズが一年経って日本について同じ事を言うのか聞いてみたい。
オーソドックスなマクロ経済政策を「意外な処方箋」にしてしまっているのが、日本経済の真の病巣を表しているように感ずる。