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「薬剤耐性菌」で年間21万人の赤ちゃん死亡、新薬の国際研究に塩野義など日本勢参加

読売新聞
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  • 総合内科医 & 国際コーチング連盟ACC 医師

    フロモキセフは、世界的に見ても感染者や死者の多い、第3世代セファロスポリン耐性の大腸菌や肺炎桿菌などに有効性があります。記事には一点ミスリードがあって、フロモキセフは「新薬」ではなく、「昔ながらの薬剤」です。最近のグローバルなモデル研究によると、より高度の薬剤耐性も合わせてですが、この2菌種の薬剤耐性だけで2019年1年間で40万人近い方が命を落としているとされています(https://www.thelancet.com/journals/lancet/article/PIIS0140-6736(21)02724-0/fulltext)。感染症の治療においては、昔ながらの治療効果が認められている薬剤、特に特定の細菌を狙い撃ちできる薬剤が使用可能な場合は積極的に使用していくことが推奨されています。WHOは抗菌薬をAccess, Watch, Reserveの3つのカテゴリーに分類(AWaRe分類)し、抗菌薬全体に占めるAccessの割合が60%以上になることを目標に定めています(この分類の日本語訳はhttps://amrcrc.ncgm.go.jp/surveillance/020/AWaRe_bunrui_2021_ver1.pdf)。フロモキセフは耐性化が懸念されるため限られた適応に使うべき薬(Watch)です。このフロモキセフのように日本国内で流通しているものの海外ではあまり使用されていない薬剤があったり、逆に海外で一定のシェアを占めているものの日本国内で殆ど使用されていない、あるいは認可されていない薬剤もあります。この臨床試験で良い結果が出ることを願っています。


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