委託事業で不適切経費 若年女性の支援巡り―東京都監査委員

時事ドットコム
東京都監査委員は4日、都が一般社団法人「Colabo(コラボ)」に委託した若年女性の支援事業について、不適切な経費計上があったとする監査結果を公表した。都福祉保健局に対し、実際に事業に必要な経費を調査、特定した上で、過払いがあった場合は同法人に返還請求するよう勧告した。
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これ志ある団体への活動補助金(使途をざっくりとしか定めない)かと思ったら委託事業だったのですね。確かに活動内容を事前に定義しにくい性質はあるもののそこは逆に担当者と密に調整してエビデンスを揃えながら進めるべきでしょう。例えば高級レストランで記念日行事を祝ったような予算が計上されているようですが丁寧にやればどういうケースが許容されるのか前例となって積み上げることもできるはずです。それを自分たちが予算執行責任者であるかのように振る舞っていれば監査人たちも厳しく出るでしょう。担当官は知事に、知事は議会に、議会は都民やオンブズマンに牽制されながら透明性と公平性を担保していくものです。稀に公共系の仕事で「私たちはプロなんだからこれが正しい予算の執行です」なんていう不遜な態度を取ってボコボコにされる業者の話を聞きますがそれと同種の怖さを感じました。ちなみに女性保護が難しいみたいな言い訳は官から受託調査している人たちからしたらオママゴトは卒業してねって感覚でしょうね。仮想通貨や量子コンピューティングやデジタル政府などの新規分野では日本でまだ目立った事例もない状態で調査しながら仕様を固めるような形で走らざるを得ない仕事もあります。誰にどのようなヒアリングをするのが適切か。それがヒアリング相手から笑っていいとも!の友だち紹介みたいなシステムで別の専門家や事例を知らされることで明らかになっていくというようなこともあり得ます。そんな場合でも担当官と綿密なやりとりを重ねることで公金をフェアに使いながら最大限の成果を達成するプロ達がいるんですよね。
時事通信が東京都とcolaboの会計問題をようやく報道。内容は中立的でよくポイントを捉えていると思います。
記事の件の概略
①colaboが活動報告書や活動実績をHPなどで報告
②①をもとに暇空氏が不当であると監査請求
③監査委員が帳票記録(表3)を作成
④都の監査委員は表3が正しいなら②の請求は棄却されうると判断(結論としては「不当な点が認められる」と明記)
⑤ただし、表3のもとになる領収書や活動実績を2月末までに揃えさせよと都の監査対象局へ勧告

こちら、表3が正しいならそもそも①の報告内容が虚偽になるのでは…?また、元々の報告内容と異なっても帳票記録(表3)に基づくならok!って監査として良いのでしょうか…?

今後は、表3の根拠となる領収書が仮に揃ったとしても、政治活動に使われていないかどうかも論点になりそうです。
ツイッターで Colabo を擁護している人のうち 77.5% が共産党系
https://newspicks.com/news/7968230?ref=user_358617