• 特集
  • 番組
  • トピックス
  • 学び
プレミアムを無料で体験

中国当局、アントの消費者部門増資を承認-アリババ株上昇

15
Picks
このまま本文を読む
本文を読む

コメント


のアイコン

選択しているユーザー

  • badge
    日中ベンチャーキャピタリスト/コンサルタント プロピッカー

    本ニュースに関連して、Ant Financialが向かっている
    方向性(事業面)をざっくりと整理しておきましょう
    ・本件は③(+両輪としての②)に直結した動き

    簡単に言うと、次の2点
    ・「データによる与信事業」と「リスクを取る金融事業」
     の分離を当局から求められ対応中
     (2018年から毎年監督官庁の警告を受けていたが、
      ダミー会社利用等で上場申請までやり過ごしてきた)
    ・「リスクを取る金融事業」は大規模増資を繰り返し
     資本金を積み増しながらスピンオフ推進中

    ========
    【Before】
    ①自社で収集したデータを元に与信スコアを作成
    ②同時に消費者金融部門で自社金融商品まで開発し販売
    ③少額資本で多額貸出を行う高レバレッジ運営を達成
     (伝統的金融機関の10〜50倍のレバレッジ比率)

    【After】
    ②: Ant Financial本体では自社金融商品を扱わない
    ・そもそも中国では単一企業による
     「自社与信スコア算出」×「自社金融商品の販売」の
     一気通貫提供は禁止
    ・今後はより①に軸足を置く形で
     「自社与信スコア算出」×「他社への参考スコア提供+
      他社金融商品の販売」にフォーカス
    ③: リスク取る消費者金融部門は増資によりスピンオフ
    ・IT企業ではなく金融機関として、大規模増資により
     資本金を積み増しレバレッジ比率を下げていく
    ・政府系機関も出資参画

    → これらの動きを進めることで再上場可能になるとの
      思惑から、アリババ株も直近で上昇傾向
    ========

    なお、
     当局のご機嫌により唐突に「白→黒」になった
    との認識の方もいると思いますが、実際はFairに言うと
     黒と言われ続けていたものをグレーに変えることで
     やり過ごせそうだったが、最後にやっぱり黒と言われた
     (最後の匙加減にご機嫌が影響した可能性あるにせよ)
    がより正確ではないか、ということを付言しておきます

    「①×②→③」は中国Consumer IT領域の先進性の象徴
    とも言える社会実装モデルで期待はありましたが、
    黎明期は黒〜グレーのまま走れても、巨大化したら規制が
    入ることは他業界同様に避けられませんでした
    (そもそも規制改革により「白」に変えてあげれば
     いいじゃないか?という指摘もごもっともですが、
     金融領域は中国においてもやはり保守的な模様、残念)


注目のコメント

  • badge
    NCB Lab. 代表

    アントグループは規制当局によって、直接顧客に融資や投資などのサービスを提供することを制限されています。調達する約2000億円の資金は、Alipayのシステムやインフラの整備に使われるのかもしれません。

    中国中央銀行は、Alipayをデジタル人民元を普及させるプラットフォームしようと目論んでいるフシがあります。その費用になるかもしれません。


  • 外資系金融機関 Marketing Manager, 日本証券アナリスト協会検定会員(CMA)

    アントはこの計画の一環として52億5000万元を拠出。出資比率を50%とする一方、杭州市が所有する杭州金投数字科技集団は持ち分10%を保有し株主2位となる。

    馬雲(ジャック・マー)氏が創業したアリババの株価は1月4日の香港株式市場で一時7%を超える上げとなった。


アプリをダウンロード

NewsPicks について

SNSアカウント


関連サービス


法人・団体向けサービス


その他


© Uzabase, Inc

マイニュースに代わり
フォローを今後利用しますか