アップル下落、時価総額が2兆ドル割り込む-iPhone供給など巡り懸念
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11月に中国河南省鄭州にある工場で、待遇の悪さやコロナ対応の不安によって暴動が起き、それによって生産が大幅に遅れました。
https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/72863
トランプ政権の頃から、中国に組み立て工場が集中しているApple社の体制は不安視されていましたが、まさかの政治リスクではないところで下手を踏んでしまったようです。
もっとも、いかにもありそうな噂話が急速に広まるのは中国の人々の特徴です。暴動の発端になった「工場は納期を守るためにコロナ陽性者も働かせている」という噂の真偽は分かりませんが、その噂の温床となる要素があり、また初期対応を誤ったことは確かです。
余談ですが、中国の噂話については、串田久治先生による専著『中国古代の「謡」と「予言」』があります。こちらは秦漢の頃の事例について研究したものです。
https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000356479
また、20世紀の事例については、折しも来週金曜日に河野正先生による講演「「噂」から見る中国社会」が行われます。
こちらは無料でzoomによるものです。ご興味のある方は是非下記をご参照ください。
https://www.u-tokyo.ac.jp/focus/ja/events/z2010_00053.html何度も指摘してたけどAppleとテスラは中国リスクが高すぎる。米中対決が激しくなるのは確実。そうなると中国国内での販売が禁止になるリスクも高まる。Appleに関してはサプライチェーンを中国からインド、ベトナムにシフトを始める。これは多くのメーカーにも行動を促すと思う。