消えゆく昭和の百貨店 歯止めがかからない長期低落傾向に「外商」と「場所貸し」ビジネスの算段
AERA dot. (アエラドット)
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外商の良さは提案力と徹底した顧客ケア。パーソナルなご要望にいかに答えてくださるか。ブランドを跨いだお買い物や、具体的ではない要望にいかに応えるか。こういう「腕の見せ所」がお買い物において意味を持つことはとてもおもしろい。とはいえ、外商ターゲット層が増えていくのかどうか。ある意味ちょっと手間と時間をかけながらもも「提案」というお買い物の形を楽しめるかどうか。そういう消費者を増やしていかないとなのでしょうね。
お買い物は双方の信用と信頼が大事、そういう仕組みが販売側のクオリティと消費者の目利きを育てるんですけどね。
効率や利便性だけではない「お買い物」の可能性、追求していきたいものです。それにはやはりその店ならではの品揃えや提案力をどんどん出してほしい。どこに行っても同じものが買えるいま、バイイングの力、提案の力、コミュニケーションの力、イベントの力で差別化をすすめないとですね。百貨店、頑張って欲しい。人口も減り、商圏人口とも合わなくなってきたので店舗が縮小せざるを得ないのは必然で、どの百貨店も外商に力を入れるのは分かりますね。そして外商は地方でもチャンスがあると思います。どんなに田舎でも富裕層はいますし、百貨店ブランドも感じてる。ある意味、大衆のセレクトしてサポートしていくニーズはジャパネットが獲得したので、富裕層は接触方法など新たな形で百貨店が構築していくのはあると思います。