「保有表明は元をたどれば、総裁選という権力闘争を制するための戦略だった」とするのは、新聞社の政治部から見える構図だろう。しかし、反撃能力と呼ぶかどうかは別として、長射程の打撃能力はすでに導入の方針が前大綱の際から決まっており、これをどのような規模で整備し運用するか、という全体の位置付けの中に反撃能力が位置付けられていると考えるべきだと思う。同能力の運用のありかたや、抑止力にどのように役立つか、など予断なく分析を進めるべきだ。
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