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左派ルラ大統領が就任、ブラジル 対中ロ重視外交に注目も

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  • (ホルへ・タケシ)拓殖大学 国際学部 教授

    外交よりも経済政策がどうなるかに日本のメディアも注目すべきですね。元外相のアモリンの影響で伝統的な等距離外交に戻るだけだと予想します。ただ、左派政権ということでいうと、非民主的な政策をとってるのにイデオロギーが一緒なので関係改善しようとしてるベネズエラ・マドゥロ政権との関係をどうするのかが懸念点です。メルコスールの加盟国ではありますが、現在、資格停止中。これが戻ってくるようだと目も当てられません。

    対外関係では、通商政策はウォッチする価値があります。EUとメルコスール(ブラジル、アルゼンチン、ウルグアイ、パラグアイの関税同盟)のFTAはまだ締結したのみで発効してませんが、この政権交代により近いうちに発効するでしょう。日本とのFTAは交渉も始まってませんが、それゆえにEUとのFTAが先に発効すると、競合している日本企業の南米戦略にも(若干ですが)影響しかねません。

    今回の就任式、弱者の味方的なパフォーマンスが2003年時の就任式と比べても際立つ感じでしたが、それはお約束として、要はどれだけ経済を持続的な成長に持っていけるかを冷静に見ていきたいところ。

    まずは財政政策を中心とするマクロ政策によりカントリーリスクがどうなるか。そして資源価格の影響を受けやすい今の産業構造をどう変えていくのかについてどんなスタンスで臨むのかに注目していきたいと思います。


注目のコメント

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    在ブラジル建築プロデューサー/隈研吾建築都市設計事務所ブラジル担当室長

    昨日ブラジル連邦共和国第39代大統領に就任したルーラ大統領。数日前にテロリストによる爆弾が発見されたこともあり、式が行われた首都ブラジリアの官庁街は超厳戒態勢の警備が敷かれていたようです。そんな中、防弾車ではなく敢えてロールスロイスのオープンカーを選び、終始車の上に立って現地へ駆けつけた支持者たちへ手を振っていたルーラ大統領。

    今まで3度の大統領選の敗戦、そして2期大統領を務めた後に収賄やマネーロンダリングなど複数の罪で禁錮9年の有罪判決を受けながらも、こうしてまた大統領に戻ってくる彼の執着心と面の皮の厚さ、そしてカリスマ性を持った人は世界中を探してもあまりいないのではないでしょうか。

    就任式には120ヶ国から大統領や要人が祝福をしに訪れ、南米各国からは大統領が訪れていましたが、中にはあのウルグアイの元大統領ペペ・ムヒカ氏(ご年齢のためか両脇を抱えられて参加されていましたが、そこまでしてルーラ大統領にハグをしに来たことは驚きでした)、チリの若き指導者で左派のガブリエル・ボリック大統領などが目を惹きました。
    ドイツからはシュタインマイヤー大統領、中国からは王岐山国家副主席、アメリカからはネイティブアメリカンのデブ・ハーランド内務長官、ウクライナからはユリア副首相、ロシアからはワレンチナ連邦院議長など錚々たるメンバーが集結した就任式だったようです。
    ちなみに日本からは小渕優子衆議院議員が参加されていましたが、各国の中でブラジルという国の存在感がよく分かる参加者だったと思います。

    いずれにしても、各国からの相当な期待がある中で船出したルーラ政権。注視していこうと思います。


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    東京大学 公共政策大学院教授

    左派だから中国重視というわけではない。ボルソナロも中国との関係は重視してきた。ただ、ボルソナロはトランプとの関係も深く、南米のミニトランプだっただけに、そこからの脱却というのがルーラ外交の中心になるだろう。


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