インドの人口、今年は中国超え世界最多に 急増は一部の国「二極化」鮮明
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「急激な人口増は、食料やエネルギーの不足を引き起こして貧困、飢餓を拡大させる」とありますが、おそらく因果関係が逆で、貧困や飢餓、そして紛争があるところで人口が増えます。
貧困や飢餓のあるところは、労働集約型の農業と牧畜が主要な産業の社会です。たとえばソマリアやマリなど、特にアフリカに多い社会です。
そのような労働集約型社会では、人口=労働力=富です。子供を産んでも死亡率が高いので、次々に産みます。
貧困と飢餓から、他の村を襲って家畜を奪うような紛争も絶えないので、人口=戦力=安全保障、でもあります。
このサイクルが成り立っている社会では、人口は増え続けます。
産業が知識集約型に移行し、工業、さらにサービス業が中心になっていくほど、人口=富ではなくなります。
軍事力が近代化されるほど、人口=戦力ではなくなります。
知識集約型社会になるほど、必然的に人口は減ります。必要ないのですから。
日本は、世界的に見れば、極端に知識集約型社会なので、人口は急速に減ります。
インドは、極端な格差社会で、教育がごく一部の層にしか行き渡っていません。
つまり、ごく一部の層は知識集約型社会に生きていますが、大多数が労働集約型社会で、主に農民、あとは手工業者などとして生きています。インドは、都市も大きいですが、それ以上に広大な農村社会を抱えています。
だから、人口も増えます。
このあたりは、教育を行き渡らしてきた中国とは対照的です。中国は、日本に非常に近い社会です。
人口が増え続けるアフリカ諸国、それとイエメンなどの一部の中東諸国は、貧困と飢餓からは逃れられません。しかし、人口は増え続けます。世界全体で見れば人口が増えるくらい、増え続けます。
パキスタンが崩れれば、南アジアでも人口増加が加速するでしょう。
アフリカから南アジアにかけて増え続けた人口が、人口減少の続く地域に流入することでバランスを取ろうとする時代が、21世紀の間は続きます。小学生のとき日能研の竹口先生に教わった人口の順位の語呂合わせがシュールすぎて未だに覚えています笑
「チューインガムとアメを買ったネッシーがブラブラしてたらロシア人が日本に来た」
中国、インド、アメリカ、インドネシア、ブラジル、ロシア、日本。当時は7位だったのですね。
100億人、地球は持つかなあ。
ちなみに安易に宇宙移民に解を求めるのはやめましょう。
①技術的不確定性が高すぎる まだ地球以外は月に12人行ったのみ
②億人単位の輸送は現実的に無理 100人乗れるStarshipでも1億人運ぶには100万回の打ち上げが必要。毎日100回打ち上げても30年かかります。そして火星へのローンチウインドウは26カ月に一度しか開きません。
③かりに1億人運べても、それを向こうで維持する技術的ハードルはさらに高い。
そんなわけで、我々は宇宙を目指しつつも、地球文明を独立して持続可能たらしめるよう頑張るほかないです