英デザイナーのV・ウエストウッド氏死去 81歳

コメント

選択しているユーザー

• 末崎 正展

  オフィススエザキ 作詞家

  ・2022年12月30日

  小学校の教師から、あの静かなチェルシーにパンクの象徴となるブティックセックスを開いてアナーキーズムを浸透させパンクの女王となった彼女のデザイナー、人としての70年代80年代の変遷をお浚いしたい。

注目のコメント

• 中野 香織

  Kaori Nakano Co.,Ltd. イギリス文化を起点に、ダンディズム史、ファッション史、ラグジュアリー領域へと研究対象を広げている

  ・2022年12月30日

  デイム・ヴィヴィアン・ウェストウッド。権威や既成概念、社会を改悪する行動に対し、最後まで闘い続けたエレガントでセクシーなファイターでした。70歳代後半のときにも政府が間違ったことをしていると思えば戦車に乗って抗議に行く。あの雄姿に勇気づけられた人がどれほど多かったか。
  
  「パンクの女王」と呼ばれていましたが、70年代から一貫して流れていたパンクの精神は「壊して、自分に合ったものを創造すること」。破壊するばかりじゃなく「創造する」ことがより大事、と身をもって教え続けてくれました。彼女の嫌いな態度は「comformity」（みんな一緒）。ヘアピンの位置までみんな一緒という日本のリクルートスタイルに一度、もの申してほしかった。
  
  ヴィヴィアンについても数多くの原稿を書かせていただきました。そのたびに新しい発見があり、多大な影響を受けてきました。勝手に恩義を感じています。
  
  どうか安らかに…。感謝をこめて。
• 山崎 万里子

  ユナイテッドアローズ 執行役員　CHRO

  ・2022年12月31日

  パンクでアナーキーでありながら国立のヴィクトリア・アンド・アルバート博物館がエキシビジョンを行位、世界中からファンが来場する、英国の象徴のようなデザイナーであり、ブランドでした。
  
  ブランドは続くが経営権は売却し、デザインは別人が、というケースも多い中、最後までヴィヴィアンウェストウッド社で、デザイナーも夫婦で。
  
  厚底サンダル、パニエ付きスカート、今も鮮明に覚えています。代官山のショップに緊張しながら行ったこともV&Aの展覧会も。
  
  ご冥福をお祈りします。
• 川添 隆

  コマースプロデューサー

  ・2022年12月30日

  今年は三宅一生氏の死去や、GUCCIデザイナーの退任やラフシモンズの終了など、ファッション業界で大きなニュースが多かったですね。ご冥福をお祈りします。