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【今こそ伝えたい】真の半導体復活へ、6つの問い

NewsPicks編集部
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  • NewsPicks ジャーナリスト

    日本は技術で勝ってビジネスで負ける、とよく言われます。

    昔のことですが、イギリスで科学技術レベルで重要な発展をする。だが、実用化はアメリカに先を越され、ビジネスは日本に持っていかれる...
    とイギリスの人々が嘆いているのを直に聞いたことがあります。

    今ではすっかり状況が一変。
    エレクトロニクス産業を中心に、研究開発レベルでも台湾、韓国、中国が、日本よりも先行するようになりました。

    というのも、ビジネスで勝つ=利益(キャッシュ)で勝る→研究開発と最新設備の投資に使えるお金で勝る、というサイクルになる。ビジネスで劣後すると、研究開発力で劣後することになるからです。

    こうした過去を踏まえつつ、日本の半導体復活のカギの一つは、ファイナンスが握っていると思っています。
    特に、返済期限が定まっている借り入れではなく、返済期限が定まっていない資本のいかにうまく活用できるにあると思っています。

    インタビューでもIPOについて触れていますが、ラピダスも、単年度で管理する国家プロジェクトの枠を超え、起業家精神のあふれるリーダーにお金が集まる状況に持っていけるかが長期的な成功には欠かせないと思っています。


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    株式会社コネプラ 代表取締役 / マンション管理士

    日本が強いアナログ半導体分野ではなく、本家本丸のロジック半導体、かつ、その最先端2nmの製造メーカー(ファウンドリ)にいきなりチャレンジするという無謀かつドリーミングな意思決定。半導体開発・製造への大型投資を避け凋落していった30年、ここで、「最先端のロジック半導体を国産する」と決めたからには、もうこの意思決定から日本政府も逃れられません。小学校まで学年一の成績だった子が、中学・高校に行かず、いきなり最難関大学を受験するというドラマのように感じています。(個人的にはワクワクです)

    一方で、2nm技術の開発成功・確立ができたとしても、それに加え難しいと感じるのは、
    1)量産化はさることながら、「収益化」の目処が立つまでの資金供給
    2)前工程〜後工程までの一貫した継続投資、特に異常価格の露光装置への投資
    3)ムーアの法則に基づく無限投資スパイラルへの覚悟(2nmでは終わらない)
    4)TSMCなど規模の経済の働くファウンドリとの価格競争
    5)市況変化が激しく、市況がサイクル化する業界全体への対応力・先見の明

    といった点の懸念材料が豊富にあるためです。それでも、半導体製造という、まさに「国を挙げて」取り組まなければ絶対に成功しないことに日本政府が本腰を入れた事実、日本という国が改めて一丸となって世界を目指すという覚悟が見え、勇気と希望を感じています。


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    (株)ハピネスプラネット 代表取締役CEO (株)日立製作所 フェロー

    ファウンドリービジネスは、アプリケーションに依存しないビジネスにしたから量産効果が効いてうまくいった訳です。
     それに対し、総合電機の半導体部門は、顧客毎に特化したカスタム品をつくり、このモデルが合わないロジック製品は、じり貧になりました。
     このモデルが合っていた、マイコンとアナログとセンサは、今もルネサスや村田とソニーなどが、世界的な競争力を持っています。
     結局、ビジネスモデルの見直しが柔軟に行えるような経営が総合電機の一部門では持ち得なかったのだと思います。
     より機動力をもって、自己完結的に意思決定と資金/資源の調達ができる仕組みと経営者が必要です。
     政府を含め、半導体関係者の多くが間違うのが、ソフトウエアとアプリケーションを無意識に軽視する見方です。ソフトウエアやアルゴリズムを、ハードの付属品と思っていたら、大きく間違います。
     今回のラピダスが、ソフトウエアの意味が理解でき、上記の機動力を持った経営の仕組みを作れるか、しかも継続的に持てるかが分かれ目になると思います。


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