コンパウンドスタートアップというLayerXの挑戦
COMEMO
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最近私も教えてもらい非常に参考になったのでpickします。これまではスタートアップの成功の方法論として「リーンスタートアップ」と呼ばれる、なるべく小さく最小のものを作って顧客のフィードバックを得て磨き上げていき単一プロダクトで勝ち切る、といった手法が中心でした。
しかしコンパウンドスタートアップの場合だと、はじめからマルチプロダクトを同時多発的に展開、収集すべきデータから逆算して組織を作っていく、それを支えるためのミドルウェア開発に注力するなど、これまでと全く異なる(むしろ推奨されてこなかった)方法論で展開するようです。
実際SaaSはどこかでMRRを高めるためにもマルチプロダクト化を検討しないといけないですし、事業の収益性がこれまで以上にマーケットから求められる中で本当に同時に複数プロダクトを展開できる実行力があるなら、最初から設計思想も統一していくことは効率的だと言えます。
いずれにしても常に新しい概念を惜しげもなく披露されているLayerX福島さんには頭が下がります。すごく良い記事でした。
・コンパウンドスタートアップは部署横断の横串の「データ」を中心に体験を再構築する
・そもそも会社の創業期から「この会社はいろんな事業を作っていく」という前提で文化を作る
など、なるほどと頷かされることばかりでした。
無論、事業・組織づくりの難易度はアンバンドル事業よりも高いので、実際にこれをどう実現していくことになるのか、LayerXさんの今後に注目すると同時に、自分たちの会社ならどういう手立てがあるのかを考えたいと思いました。