【silent】「誰も見ない」と言われたドラマが、大ヒットするまで
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普段、ドラマを見ない友だちから「ぜひ、見てみて」とオススメされたのが「silent」でした。映画のようなゆったりとした時の流れが心地よく、あまりドラマを見ないわたしも見入ってしまいました。
グッとくるシーンがたくさんありますが、どのシーンが刺さるかで、その人の価値観や人柄が見えてくるような気がします。ドラマを見た人、一人ひとりに「好きなシーン」があって、その理由について、あれこれ話すのも楽しい時間でした。
多様化の時代で、みんなで共有できる話題が減る傾向にありますが、「silent」は同じテーマで盛り上がれる時間を提供してくれました。
ドラマを見ていて印象に残ったのが、少ないセリフで登場人物の感情や状況を伝えていることです。役者の演技力や監督の演出力はもちろんですが、「言葉」や「伝え方」について、改めて考えるきっかけになりました。
地上波の再放送は今日が最終回ですが、今からでもFOD(https://fod.fujitv.co.jp/)で全話見られるようです。ヒット作にはいくつもの「意外」が入っているもの。
話題となったドラマ「silent」の脚本が、新人脚本家のデビュー作だとはそれほど知られていないのかもしれません。
二作目も楽しみにしています。
「テレビ局の上層部の人たちが、最初に脚本を読んだとき、『こんなに展開が少ないと、誰も見なくなるよ』と言っていたそうです」ストーリーには何パターンしかないのでドラマの命はキャラクターをどれだけ立てられるかだと聞いたことがあります。その意味でもプロデューサーの方との二人三脚の重要性が伝わってきます。
それにしても「大賞を受賞した人でも、企画が通らずにドラマ化されないということが多いみたいです。大賞を受賞したのに脚本家にならなかった人も結構いますし」ってどういうことなんでしょう。テレビの世界は本当に不思議です。