百度、中国で高齢者・子どもの「尋ね人」問題にAIを活用
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中国警察「4年間で1万人の逮捕に貢献」の顔認証システム。政府支援で大躍進
https://www.businessinsider.jp/post-188353
でも見られるように、公共空間での顔認識の利用は既に積極的に行われています。
話がそれますが、「尋ね人」ってとても多いのです。日本ではいまは見なくなりましたが、例えばアメリカのウォルマートにいくとレジが終わったところにおびただしい数の「尋ね人」の掲示を見ることがあります。
上記は結構前の経験なので、いまは状況が異なる可能性があります。・・・と書いていて、こんな昔の記事を見つけました。
失踪者をAI顔認識でマッチング。TikTok運営企業の「人探しアプリ」がスゴイ
https://newspicks.com/news/3479471/行方不明の子供たちを探す取り組みには、実はアドビの技術が有効です。実際、全米行方不明/被搾取児童センター(NCMEC)は、行方不明の子供や危険にさらされている子供の捜索にPhotoshopを活用しています。NCMECは長期行方不明の子供の写真6,800枚以上に加齢処理を施し、亡くなった子供についても復元画像を550枚以上作成しました。この取り組みは、2014~2018年に果たされた3,000人を超える行方不明の子供の発見に貢献し、うち234人は10年以上も行方不明であったケースでした。また、亡くなった139人の子供の特定にも寄与し、遺族が気持ちを整理するために必要としていた結末をもたらしました。詳しくは以下のリンクをご覧ください。
人道目的のために、こうした技術が各国で有効に活かされることを願います。
https://business.adobe.com/jp/customer-success-stories/national-center-for-missing-and-exploited-children-case-study.html日本遙かに超える少子高齢社会を迎える中国。子供の誘拐問題が根本的に解決しないようにAIが万能な解決策にはなり得ない。一人っ子政策で「小皇帝」と言われる何不自由なく生活させてもらってきた世代が、自己犠牲して老人の面倒をみることができるか。本家である中国で、改めて儒教的道徳観が問われることになりそう。