新着Pick

ウクライナ、侵略1年に合わせ和平案準備か…インド首相に対ロシア交渉の協力求める

読売新聞
【読売新聞】 ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は26日、主要20か国・地域(G20)議長国を務めるインドのナレンドラ・モディ首相と電話で会談し、ロシアとの和平交渉に対する協力を要請した。インドは米欧主導の対露制裁に参加
17Picks
Pick に失敗しました

人気 Picker
何というか、ひどくミスリーディングというか、あえていえば歪曲に近い内容の記事ですが、
 ゼレンスキー大統領がインドのモディ首相に求めたのは、「10項目への支持」です。「10項目」は、ゼレンスキー大統領が11月に提示したもので、
・ロシア軍のウクライナ領からの完全撤退
・ウクライナ領の回復(東部やクリミア半島をウクライナ政府の実効統治下にもどすこと)
・ロシアの戦争犯罪者たちが国際刑事裁判所で裁判を受けること
・ウクライナと欧米諸国の安全保障条約締結
などが含まれています。
 ロシアからウクライナへの賠償については、別途協議されることが望まれています。
 これらが満たされれば、ウクライナはロシアとの戦争を終了できる、という案です。
 それはそうでしょう。

ゼレンスキー大統領は、ロシアからの原油の輸入などを続けるインドに対して、ロシアの側か、欧米諸国の側か、どちらに付くのか明確にするように迫った、というのがこの電話会談の内容です。

ゼレンスキー大統領が2月下旬に呼びかけている「平和サミット」というのは、ウクライナを支持する諸国がこの「10項目」への支持を表明することを目的にしています。
 ロシアについては、「国際刑事裁判所の被告人の席に座るのであれば」この「平和サミット」に参加してもよい、とウクライナ外相は述べています。