【必見】アートメディア編集者が選ぶ、価値観を変える展覧会 5選
NewsPicks編集部
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注目のコメント
明けましておめでとうございます。
2023年もニューズピックスをよろしくお願いします。
毎年、感性を磨きたいと「展覧会いっぱいいくぞ」と思いながら、いっぱいやっていてどれを見たらいいの?と迷うタイプでして。
今回Tokyo Art Beat編集部の福島さんにおすすめの展覧会をセレクトしていただきました。
今の社会情勢とリンクした展覧会が選ばれていますので、ぜひ参考にしてみてください。今年注目の美術展の紹介、刺激になります。ホックニーがiPadを使って制作した作品を見てみたい。
このレポートに掲載された写真のオシャレ度は最高です。iPadを前に、ビールを飲みながらタバコを燻らせるホックニー。イエローのメガネとラペルにつけた黄色い花。まるで、ホックニーの作品のようです。こういうと身もふたもないようですが、私はアートで「現代を読み解く」必要はないと思います。美術館の学芸員やアートメディアの編集者は、アートに「理屈の額縁をつける」のが仕事なので仕方ないですが、われわれはもっとアートと自由に向き合って良いはず。余計な言語情報を挟まず、アート作品と近い距離で直接向き合って何かを感じる、それで良いのではないか?そうすることで、アートはもっと身近なものになるはず。およそ3年ぶりに比較的制約なく美術館や博物館に入ることができるようになった今こそ、そういうことをすべきです。そしてできれば、自分の心に響くアートを買って身近に置くことをしたら良いと思う。できれば、それは同じ時代を生きる若い作家のものだとなおよし。それが、現代のアートを作り出すうねりの一部になることです。私は、そう思います。