海外経済、下方修正 中国の感染再拡大に懸念―12月経済報告
時事ドットコム
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コロナ禍で倹約した家計も資金を溜め込み過ぎと批判される企業も資金に余力を持っていますので、家計のサービス需要と設備投資で欧州などより日本の方が足元の状況は良さそうに感じます。来年の成長率を1%台前半と見る向きが多い米国より日本の方が当面の成長力は高いかも。
とはいえ日銀が利上げを想像させる政策変更を行いましたし、供給制約が緩む来年には2%を下回ると日銀が主張する物価も、賃上げ状況次第で内生的なインフレに変わって高止まりするかもしれません。そうなると実質賃金の下落が続いて消費が冷えることもありそうです。欧米諸国でリセッションが懸念されコロナ政策の転換が新たな混乱を呼ぶ中国の経済も決して強いとは言えません。
ということで先行きは分かりませんが、少なくとも日本経済が足元で「着実に持ち直している」のは間違いなさそうに思います。