女子大学教育を無期限停止 アフガン、抑圧強化に批判
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すでに中等教育でも女性は教育を受けられなくなっていますが、高等教育も受けられなくなります。
今年までは、少数ながら女性の大学生はいて、卒業もしていたのですが。
9月には大学の入学試験が実施されて、女性も多数受験していましたが、女性の合格者はゼロ、という結果になるのでしょう。
なお、マレーシアやインドネシアはもちろん、イランやサウディアラビアでも、大学生はむしろ女性の方が多数を占めています。
アフガニスタンが貧しく、高等教育の予算が不足している、ということもあるでしょうが、やはりターリバーン政権の発想が、イランやサウディアラビアと比べても異なっているところがある、ということでしょう。日本国政府にお願いしたいのは、大学に行きたいアフガニスタン女子大学生が難民申請してきたら、必ず受け入れてほしい、ということです。
この件よくわからないのは、もしタリバンが国際社会(西洋社会)から承認を得ようと思ってるならば、最悪の手を打っているわけですよね。
それでもやらざるを得ない理由があるのだろう…と考えると、地域共同体(部族?)の保守性が我々の想像を絶するものなんだろうなと。
あと、娘を大学に行かせられる家庭は、都市部の裕福な家庭だと思われ、地方の食うや食わずの人々(タリバンの支持層?)から反感を買っているのかな、とも思いました。
地球儀で見るとアフガニスタンって、海ないし、山多いし、緑ないし、海も山も緑もある土地で生まれ育った者としては、素朴に、一体何で生計を立てているんだろうと感じてしまうほどです。
大学4年のときにシナイ砂漠で感じたことですが、四季のある緑豊かな土地で生まれ育つと、砂漠で生まれた宗教やそこで暮らす人々を理解するのが難しいのかもしれません。