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【高橋杉雄】日本が反撃能力を持つ「本当の意味」

NewsPicks編集部
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    > 日本が反撃能力を持つことの意味は、単に対地攻撃用のミサイルという物質的な効果ではありません。
    アメリカと共同で計画を立てて実行するという点で、意思決定が共有される事の意味の方が大きいのです。

    なるほど。


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    静岡県立大学国際関係学部 准教授

    最大の要素は、中国の軍事力が圧倒的に大きくなった、ということです。
     20年前、せめて10年前ならまだ自衛隊と在日米軍でも互角以上の戦いができたでしょうが、今始まるなら緒戦は中国軍に圧倒される、と考えるべきでしょう。
     「憲法9条で平和を」とかいった発想は、30年以上前の昭和の発想で、中国軍が勝てない以上、中国の側からは仕掛けてこないはず、日本が仕掛けなければ戦争は起こらない、という、第2次世界大戦の前例を踏まえたものでした。
     今は、日本が何をしようが関係なく、始めるかどうか決めるのは中国政府です。力関係が変わったので、前提も全く変わりました。

    中国軍は、米国本土を制圧はできないでしょう。
     しかし、1941年~42年の日本軍が米海軍を圧倒して、東アジアを席巻したくらいのことはできるでしょう。
     緒戦は、中国軍が押しに押してきて、在日米軍も壊滅するかもしれず、少なくとも台湾のインフラは破壊され、海上輸送も途絶するでしょう。サイバー攻撃は、政府民間を問わず、非常に大きな規模で常時継続されると考えた方がいいでしょう。
     米国の強さはそこから盛り返せることにあります。第2次世界大戦の太平洋戦線でそうであったように、開戦から7か月後でミッドウェー海戦で勝利し、米軍の反転攻勢が始まりました。
     台湾と日本の課題は、その米軍の反転攻勢が始まるまでの数か月間、持ちこたえることです。反撃能力がどうとかいった話も、この持ちこたえる期間にどのような軍事力が有用か、という基準で判断するべき話です。

    台湾は、今、兵役期間を1年間延長し、国産兵器の増産を猛烈な勢いで進めています。日本の防衛予算増額とか装備増強よりもはるかに無理をしています。矢面に立つのはまず彼らです。
     中国は工業生産力からいっても強大で、兵器生産の質量とも、差が広がるばかりです。第2次世界大戦の時に例えれば、米国よりも大きな工業力を持つ日本のようなものです。

    【ケース解説】今、絶対に理解しておくべき「反撃能力」
    https://newspicks.com/news/7918774?ref=user_1125005


  • NewsPicks 記者

    よく安全保障で言われるのが「意思」と「能力」です。

    これまで長い間、中国が軍拡を続け、北朝鮮が核実験を行い、はてはロシアがクリミアで現状変更を行っても、世界では大規模な国家間の戦争など起きないとなんとなく思われていました。しかし、2022年はこうした時代に一つの区切りが来たような気がします。ロシアは21世紀最大の侵略戦争を猛然と初め、これが世界の国々の目を覚まさせた部分があります。ドイツは国防予算を激増させ、中立が国是でもあったフィンランドやスウェーデンがNATOに加盟しました。

    つまり、潜在的な脅威となるようなロシアといった国に対して「うちには戦争仕掛けてこないっしょ」という相手の意思に期待するのではなく、「戦争を仕掛けてきても勝てないと分からせるように」と、むしろ能力に着目した安全保障政策にシフトしているように思います。

    そんな中、日本もGDP2%や反撃能力を打ち出しました。これらには一体何の意味があるのか。防衛研究所の高橋杉雄さんに、素朴な疑問をぶつけてみました。


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    国際政治アナリスト 危機管理コンサルタント

    大変内容の濃い記事だと思います。重要な論点がいくつも指摘されており大変勉強になりました、お疲れ様です!
     日本が反撃能力を持つことで得られることとして、「同盟内で作戦計画の際の意思決定のプロセスに関与できる」という点が指摘されています。一緒に攻勢作戦をやらない国には情報など共有しないのが軍事の世界の現実ですので、あまり一般には指摘されませんが、非常に大事な点だと思います。
     高橋さんが、すでに米中間で崩れてしまっている東アジアにおける軍事バランスを取り戻して「抑止」を働かせる必要があると力説されている点も大変重要です。日本人にはなかなか「抑止」の概念が理解できず、「相手に脅威を与える手段を持つこと」自体を危険視する風潮が強いと思うので、是非、「抑止とは何か」について分かりやすく解説する特集もお願いしたいです。


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