【世耕弘成】そろそろ「旧統一教会問題」と決別しよう
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自民党内の最大派閥「安倍派」のキーマン、世耕さんにインタビューしてきました。
個人的には亡くなられた安倍元首相の名前を派として冠し続けることで、後継者がいないことが露呈しちゃうのではと思っているのですが、そう簡単な話でもないようです。
岸田さんの政権運営や政策についてもお聞きしました。
今後力を入れるべき政策分野は「少子化」とはっきりおっしゃっていたのが印象深いです。ずっと問題視されてるのに国民生活に直結した政策って菅政権の不妊治療への保険適用くらいしかすぐには思い浮かばないです。
こういった分野で国民にとって「わかりやすい」政策を掲げることができたら岸田政権の雰囲気もかなり変わりそうです。さすがは3年前から「旧統一教会は反社会的団体」と明言していた世耕さん。統一教会と決別するという言葉に説得力があります。
実際に「世耕氏はかつて原理研に所属していた」（ソースはWikipedia）という趣旨のツイートに対して、即座に名誉毀損として訴訟に持って行った行動力もあります。期待できますね。
https://www.bengo4.com/c_18/n_11777/
また「経済力とか軍事力と言っていても意味がありません。人が減れば国力は下がります」というお言葉にも、大賛成です。
ただし、民主党政権時代に制定された子ども手当に対して、当時の自民党は「子育ては自助が基本」「子どもを社会全体で育てるという民主党の考え方は、家庭における子育てを軽視している」として反発しました（https://www.jimin.jp/news/policy/130450.html）。
また、所得制限を設けたのは今年から、つまり自民党政権による追加措置です。
世耕氏個人が考えを表明するのはもちろん歓迎されることですが、自民党全体を動かしてもらわないと、状況は改善しません。この問題って、結局のところ宗教団体の集票力に期待せざるを得ない現在の選挙制度が根本の問題だと思います。個別具体の宗教団体の話をしているだけでは、結局何も変わらないと思うのですが、メディア含め選挙制度の話に踏み込む方が少ないのはなんでですかね。
