「Fortnite」のゲーム会社に制裁金710億円 児童保護で
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以下の3点で、米連邦取引委員会から約710億円の制裁金を科され、フォートイトを運営するエピックゲームズがそれを受け入れたという記事です。
1. 子どものプライバシー侵害
→ 13歳未満の子どもの個人情報を保護者の同意を得ずに収集
2. 初期設定で音声やテキストチャットを使えるゲームの仕様
→ いじめや脅迫、嫌がらせを受ける要因
3. 意図しないアイテム購入を促すゲームの設計
→ 操作方法がわかりにくく、アイテムを見るだけのつもりだったユーザーが課金されてしまうことがあった
ユーザを意図しない課金などの提供企業の利益に誘導するUIの設計技法は「ダークパターン」と呼ばれていますが、フォートナイトはこの違反で罰せられる事例になりました。
米国はもとより日本においてもデジタルサービスの提供企業は、個人情報保護は当然ですが、ダークパターンに関して、より意識を高めていかないといけないと認識です。ここのコメントの中で自分自身がプレイしたことある人がいなさすぎて内容が薄っぺらいですね。
メタバースしかりトレンドを耳で齧る程度でわかったつもりになるのは良くないです。
フォートナイトのダークパターン判定は個人的には最も大きな規模のバトルロイヤル系ゲームだから槍玉に上げられたのかなという印象です。
少なくともPCとSwitchについて、購入するときはボタン長押しをする必要があります。また最初は3回分の返品リクエストもできます。チケット制で一度使うと一年後にまたリクエストできる仕様です。
なので3回間違えて課金してもリセットできます。大半の親は3回以内に子どもに説明する機会は作れるのではないでしょうか。
またスキンやエモートと言われるキャラクターやパフォーマンスアイテムは課金をしなくても、プレイ中に特定のアクションなどを達成したり、プレイ重ねて経験値を増やすことで少なくない種類を得ることができます。
また今のクリスマスなどシーズンごとにイベントが催されそこで無条件でアイテムが付与されることもあるため、無課金でも楽しめるようにデザインされています。
ダークパターンよりもボイスチャットでの暴言や、最大4人でチーム戦ができるシステムで特定の人を外す「キック」行為、フレンド外しといった人間関係におけるトラブルからくる苦情が今回の制裁に至るきっかけとなったのかなと思います。
個人的にはゲームよりも退会までの導線を意図的に隠す日本企業のサービスやアプリの方が目につくのでなんとかしてほしいです。Fortniteへのプライバシー違反、課金への制裁金がエグい
時価総額300億ドルとはいえ、ペナルティに5.2億ドル
4億人ユーザーともなるとこういう数字になるのか
素直に支払って「判例を作る」のに貢献したという意味では中長期の業界貢献では