薬剤師の常駐義務を緩和、ロキソニンなどオンライン面談で販売可に…政府方針
コメント
選択しているユーザー
この緩和は患者のみならず薬剤師側にもメリットがあるのではないでしょうか。
主に【産休育休中の薬剤師】です。
薬剤師は皆さんもご存知の通り、病院や薬局など対面業務がメインです。
薬剤師の6割を女性が占めますが、産休育休中は出勤が難しいため、パートではなくお休みという形を取らざるを得ません。
もしテレワークが可能なのであれば、産休育休中の薬剤師は自宅でも働く機会を得ることができ、大きなメリットです。
患者と薬剤師、双方にメリットのある変更ではないでしょうか。
注目のコメント
コロナの流行で浮き彫りになったのが、夜間休日の薬へのアクセスの悪さです。ハイリスク者以外は、対症療法といって症状を和らげるだけで十分なコロナのような病気では、医療崩壊を避けるためにも、薬局で買った薬を飲んで自宅で療養できる環境を整備しておくことには大きな社会的意義があります。
本記事の規制緩和は、まさに上記課題を解決し得るので、期待できそうです。これはドラッグストアで販売されている第1種医薬品のお話で、処方箋とは別ですね。
ロキソニンは薬剤師のいるドラッグストアでしか買えないので、店舗によっては取り扱いがなかったりします。それが、このオンライン指導で取り扱いが出来るようになる、ということになるのでしょうか。
ちなみに薬剤師不足と言いますが、大病院の周りに大量の薬局があり、日々新しいドラッグストアが出来ているように、薬局の数は6万軒を超え、薬剤師は18万人とのことです。
https://www.mhlw.go.jp/content/11121000/000896856.pdf
薬剤師不足というよりは限界集落や地方の人口減少によって引き起こされている例のようにも思えます。
薬剤師が「12.6万人余る」衝撃の厚労省予測!卒後研修も必須に?押し寄せる淘汰の荒波
https://diamond.jp/articles/amp/290042