ゴールドマン、最大4000人の削減計画か=関係筋
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業績不振のスタッフを特定して辞めてもらうのは、投資銀行のいわば文化のようなもので、それによって新陳代謝をはかり、より良い人を採るための採用枠を作るために毎年定期的にやっていることなので、特に驚きません。その新陳代謝によるいわゆるクビは私がMDをしているときで、だいたい年に3%くらいになりました。なので4%という数字も、まあそうかな、といものです。向いてない人はそのくらいはいるものです。ただ、3,000人とか4,000人という人数ありきでメディアに報道されるときは、それとは別の緊張感が現場に走るときです。こういう報道が出る時というのは、大概広報部門がメディアに数字をリークしている時で(だからキリのいい数字がまず出る)、背景に構造的な収益悪化の要因がある時です。
うん、金融は社会に必要不可欠な機能ですが、マンハッタンの高層ビルのピカピカのオフィスでやる必要もないし、あんな高給を出す必要もないし、批判を恐れずに言えば頭がいい人を雇う必要もない仕事。
特に理工系の人、給料に惹かれて金融行くのは才能の無駄遣いなのでやめた方がいいです。まあ金融と言ってもいろいろで、貧しい人たちを助けるためのグラミン銀行のような立派なところもありますが、少なくとも100億円持ってる金持ちの資産を110億円にしてあげるような仕事に一度きりの人生を捧げるのはどうなのかな。そのリターンを10%から11%にするために世界最高の頭脳を使うべきじゃない。世の中にはもっと大事な問題が山ほどある。まあ、社会に全く必要じゃない仕事をしてる僕がいうのもなんですが。
どうしたら、本当に超高スキル人材が必要な、たとえば保育園とか小学校とかにもっとお金がいく社会になるのでしょう。