わが社はこうした。ワーケーションの賢い導入法
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昨年の7月に、偶然にもワーケーションを試す機会に恵まれました。
夏季休暇のハワイ旅行中にコロナに感染し
5日間自主隔離を余儀なくされたためです。
元々1週間の予定でしたが、滞在期間を延長して(せざるを得なくなった)、
結局2週間ハワイに滞在することになりました。
後半の1週間は、流石に休んでいるわけにもいかず、持参していたPCで
リモートワークすることになったのです。
日本時間の月-金09:00~18:00が、ハワイ時間では日-木14:00~23:00に
該当します。自主隔離とはいえ、陰性になるまではそんなに動き回れなかったものの、空いている午前中は朝食を買いに行きがてら散歩したり、夕方は夕飯を買いに行きがてら無料のフラのショーをふらっと見たりしつつ、ハワイの空気を感じながら過ごすことができました。
ワーケーションした期間が短かったせいか、イノベーションが起きることはなかったですが(笑)、快適な気候の中で、ゆったり業務出来たことはストレスの軽減になりましたし、「こういう働き方(生活)ができる」ということを実感させてくれました。
具体的には、仕事だけでなく、日常生活をどこで過ごすことが、家族や自分にとって最適なのか？ということを考えるきっかけになりましたし、最適さを追求することで、仕事の成果も高められるということです。
注目のコメント
ワーケーション。ホテルステイを選択する人が多いように思いますが、せっかくなら仕事に繋がったりプライベートでも継続的に帰って来たくなるようなローカルな繋がりやコミュニティとの出会いを目的とした家主居住型民泊やゲストハウス、アドレスのような交流型シェアハウスのサブスク利用をお勧めしたいです。
「どこでも自由に働ける」という制度の使い道が、思ったより多様で驚きました。
コロナで帰っていなかった実家に数日間帰ったり、趣味のダイビングのため離島に何日か滞在したり、季節に合わせて各地の旅館を転々としたり。
仕事のために自分を犠牲にしない働き方が、かなり現実的になってきたように思います。
みなさんは、どこで、どんな働き方をしたいでしょうか。確かに東京にいると、まるでここが日本の縮図かのように思ってしまいます。
情報遮断してリフレッシュもできるし、数日地方に行くという暮らし方は良いかもしれません。
(移動コストと住宅維持費はちょっと面倒ですが…)
あとはいくら地方の課題を聞いても、地方に縁のない私のような人間はあまり分からないもの。
ワーケーションが進んで、地方の課題感が少しでも自分ゴトになる人が増えると良いですね。
(引用)
ビジネスという観点でいうと、社員の視野が広がるというのが大きなメリットでしょう。
「いつもの仕事を数日だけ地方でやってみて、夜は現地の人と交流する」、たったそれだけで、社員の視野はすごく広がるのではないでしょうか。
──確かに、東京や大阪のような大都市にずっといると、あたかもそこが日本の縮図のように錯覚しがちです。
そうですね。
しかし、実際にそれ以外の地方に出かけてみると、むしろ地方の方が日本全体の平均なんじゃないかと気づくはずです。
