【24卒】就活前に知っておきたい「変わる総合商社」のリアル
コメント
注目のコメント
商社の記事と言う事でコメントしようと思います。
①配属ガチャが嫌だというくらいやりたい事があるなら商社はやめた方がいい。どこに行ってもやる、そして実際どこに行ってもまずは担当した仕事を徹底的にやれば成長出来ると思います。
②花形部門=利益を稼いでいる部門とするならば、総じてこの記事の通り先人が築いた財産で飯を食ってます。他の部門もその財産で高いボーナスをもらってますが。なので先人は本当に偉大です。もちろんその財産を更に伸ばす仕事も一定のやりがいはあると思いますが、総じて利益を稼いでいるのは資源系なのでどうしてもビジネスのスピード感はないです。その観点ではどうしても成長のスピードは遅い気がします。
③最近は若いうちから出向します。これが非常に良くて、「なんだこの若造は」「○○商社から来たエリートさんか、どんなもんだい」という目で見られます。その中で自分なりのバリューを出さないといけないプレッシャーは結構大きく、それが人間を精神的にもスキル的にも成長させる気がします。なので、自分が何に重きを置くかですが、必ずしもスタートアップやコンサルと比較して成長スピードが遅いという事もないです。ただこれも部署によるのとチャンスを掴めるかによります。
④よくスペシャリストかゼネラリストか、という話がありますが、そんなものは関係なくスペシャリストを越えたゼネラリストになればいいと思います。実際、様々なビジネス領域で出向を重ねて、その1つ1つの業務を徹底的に深堀するとスペシャリストにも負けないです。かつ知識だけではない実際の経験とセットなので血肉になると思います。
⑤一方、よくない所も沢山あります。例えば人事評価は定量的ではなく、要はなんとなく頑張っている・上の上司の覚えがいいとかで決まる気がします。結果実力のない人が出世することはザラにあります。あとは仕事をしない、優秀でない人も沢山います。もっと人数を減らせると思いますが、いい意味でも悪い意味でもホワイトなので今は会社が耐え忍んでいる状況です。あとはグループを越えた異動もまだまだ少ない、中途採用も増えつつあるが少ない、博士課程の人間も少ない、外国人はいない、など多様性もないです。
でも総じて商社はおススメ出来ます。一方、部署次第+チャンスを引き寄せ掴めるかによるので、それが出来そうにないなら見切りをつける事も重要です。「グローバル」、「専門性」を就活の軸としているために「商社」には強い関心があり、この記事は非常に参考になりました。
商社では長く勤めることにより得られる技量やスキルも培われる分、若手への裁量や仕事の範囲はどうしても小さくなってしまう、そしてそれが年功序列体制を作ってしまいがちということは、商社の欠点であるかもしれませんが、長く勤めることで確実にスキルを培えるということは感じました。
しかし大企業ではなく中規模の商社に勤めることで、若手にも十分な裁量を与えてもらえ、成長できる環境に身を置けることでこの欠点は回避できると思います。もう何十年も前から「ビジネスを学ぶなら総合商社へ」というイメージがありますが、「どんなビジネスを」「どう学べるのか」は中の人以外なかなか分かりづらいというのも特徴です。
そこで実際に5大商社で働く(新卒で働いた)中の人たちの声を拾っています。
「花形部門」に入れば将来安泰か、「成長速度が遅い」は本当か。就職志望の方はぜひ読んでみてください。