中学校の部活動の地域移行 懸念受け対応見直し 政府
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行政も利用者も、お金をかけずに文化スポーツ活動ができる、という考え自体が誤っているので、調査をしても事態は進まないと思います。
負担は増えるし、指導者は見つかりません。
不採算事業を民営化しようとしているわけなので、同じサービスを維持するのは不可能だと思います。
一度ゼロに戻して、お金をかけてでもやりたいと思える活動だけが地域から生み出されていく、という形にするのだと期待していたのですが、難しいでしょうか。
注目のコメント
一律移行ではなく、できるところから移行していかないと永遠に移行できません。
お金は確実かかりますが、今まで払うべきものを払っていなかっただけです。
地域によって事情やニーズが異なるので、費用負担の在り方は多様であってもいいはずです。「ブカツ」は海外でも通じるほどの日本の特徴です。義務じゃなく本来やらなくてもいい活動を学校・先生が担っていたのはムリがあるわけで(だから海外に少ないわけで)、見直しは必要です。が、担う資金と人材の面で、一気呵成にとはいかない。文科省は全国一律を好むが、できるところから移行、でいいのでしょう。
そもそもの部活動の位置付けを整理します。
部活動は教育課程外、つまりマストではないが、学校教育の一環ではある。生徒は自主的、自発的に参加することが求められ、学校側はマストである教育課程にも良い影響があるようにデザインすべし、といった感じです。
要は、「意義はあるけど、全員が行う性質ではないから仕事じゃなくてボランティアでやってね」なんですよ。
佐良土さんのコメントにもあるように、保護者や地域の人からすると、人件費や施設代が無償の無限に湧き出る温泉のようなものだという錯覚に陥っているところがあります。
それを学校外にお願いしたら、「いやいや、責任が増えたり、従事するための資格が必要だし、なんならボランティアじゃ無理だよね」になるのは当然の帰結かと。
中途半端に地域移行をするのではなく、部活動というものを学校教育から完全に切断することをしなければ、現状維持が続くのだと思います。