人とビジネスを拡張する「発明集団」のリーダー論
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技術とビジネスが分離すると、誰かが決めたことを「そのとおりにつくってください」となる。生産性を高めるためにも、個々が自律的に働くためにも、その分断を埋めるマネジメントが求められているよなあと共感しきりでした。
Helpfeel CTOの秋山さんは、ご自身のスタンスを「サーバントリーダー(執事のように仕えるリーダー)」と表現していましたが、メンバーそれぞれの自発性や自律性を活かし、フラットにコミュニケーションできる組織は強い。それはプロダクトの細部にも表れているように感じます。
現在、エンジニアをはじめ様々な職種を募集しているそうなので、興味を持たれた方はぜひ記事末バナーからHelpfeel公式サイトを覗いてみてください。GyazoやScrapboxは個人利用無料。UIに興味を持たれた方はこちらもおすすめです。Nota っていつの間にか Helpfeel を社名に変更してたんですね。
「紙copi」からそうでしたが、Scrapbox や Gyazo など、洛西さんは一部の人が熱狂的に支持するプロダクトをつくるのが抜群に上手いし憧れちゃいます。どのプロダクトも斬新で明確な思想があり、シンプルで、長い時間をかけて改善し続けている。そういうことが出来る会社ってすごいなぁと思うのですが、今度は to B 向けにもこんなプロダクトを作って成功を収めてしまうとは。
採用時に重視していることは「自分自身で何らかのプロダクトをつくり、世に出したことがあるかどうか。」と言われていますが、そんな経験があるエンジニアって実はめちゃくちゃ少ない。そんな人が集まっているのは本当にすごいと思うし、実は日本で最も独創的でクリエイティブなカルチャーを持ったテクノロジーカンパニーのひとつなんじゃないかと、改めて感じました。Helpfeelは各プロダクトに熱狂的なユーザーを抱えていることが強みではないでしょうか。
単にプロダクトを愛しているというレベルではなく、ユーザーが勝手にプロダクトの魅力や未来についてのピッチをできるイメージです(実際に複数人からされましたw)
これまでUI研究者として有名な増井俊之さんがCTOでしたが、9月に秋山博紀さんにバトンタッチされていたのは知らなかったです。
秋山さんは収益化を目指す上での開発組織の拡大を得意とされているようなので、CTOに秋山さんが就任。増井さんはテクニカルフェローとして新プロダクトの発明(開発ではなく、発明と言われているところが好き)に取り組まれるというのは現在のフェーズに合ったいい体制なのかなと思いました。