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むしろ注目はドットチャートと声明文、パウエル議長発言ですね。
インフレ圧力が強まる前の21年1Qのドットチャートは同年末が不変の0.25%で全員横1線、翌年末は9人が据え置きで横一線、3人が0.25%上、1人が0.5%上を見ている状態でした。FF金利が3.25%だった今年9月時点では、今年末を1人が3.75%、8人が4.25%、9人が4.5%と見ており、来年末は1人が3.75%、6人が4.5%、6人が4.625%、5人が4.75%とバラバラの状態です。その後11月にFF金利は4%に上がっています。時を追うごとにインフレが深刻に捉えられ、雇用動向も賃上げを伴って悪くなかったので強気の利上げが続いてきたわけですが、先行きの見方がこれほど分かれるくらい判断が難しい局面にあるということでしょう、たぶん。インフレは沈静化する傾向を見せていますが水準はまだ高く、雇用も消費も減速の兆しはありますが米国では堅調です。
引き上げ幅が縮小される可能性は大きそうですが「インフレの現状や来年以降の利上げの見通しについてどのように発言するかが注目」とある通り、FRBがどう考えるかは蓋を開けてみるまで分からない・・・ (・・;
12月の利上げ幅が0.5%に縮小されるかどうかとともに、最終的な利上げ上限(ターミナルレート)への言及が注目されます。前日の物価指数発表から株価債券為替含めマーケットが大きく動く可能性がありますので注意もしておきましょう
利上げ幅は0.5%と縮小すると思いますが、むしろその後いつまで利上げが続くのかに注目したいですね。
物価高が鈍化しているとはいえ歴史的な高水準であることに変わりはないので、最終的な政策金利はやはり高くなりそうです。