歴史的な好業績、海運業界がコロナ禍で受けた恩恵とこれからの懸念
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業績のボラティリティが低い方が株価にはプラスだと思うが、海運のボラティリティをある程度相殺できる規模に、安定した別事業を持ってく為にはどの程度の投資と時間が必要なのだろうか。
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コンテナ運賃には一回限りのスポット運賃と,一定期間で一定量の貨物を運ぶことを約束する契約運賃があります.今はスポット運賃がかなり下がっておりますが,契約運賃は比較的高いままで維持されている(契約をしたのが22年前半のものが多い)ため,23年3月の船会社の利益が極端に低くなることはないと思います.円安もありますし.
ちなみに,長澤社長の発言は,コンテナ船社が集約されたことを指しているものと思われます.2015年段階では世界的にサービスを展開できる海運会社は17社ありましたが,今は9社です.
あと,株式保有を通じたガバナンスはあるにせよ,ONEの意思決定は基本的に三社を離れた(もちろん人事はありますが,株式保有と用船を通じた関係というのが基本です)ので,コンテナ以外での業務展開をどうするかは三社にとっての今後の課題です.たとえば,日本郵船は物流業に力を入れていますし,商船三井は海洋事業を重視しています.郵船、三井PER1.5は割安ですよね。利益半減でPER3 1/3で4.5 市場は利益67%減を織り込んでいると想定できます。利回りも5-6%ここまで落ちるか?日々のリセッション推測にて変動してますね。リセッション後を長期を考えると割安ですよね。ただ固い半導体などのグロースもこれは同じですね。