危機に直面するバレンシアガ、親会社ケリングが沈黙する理由とは
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バレンシアガの炎上広告について、経緯を端的にたどる記事。
ラグジュアリーメゾンは、文化的・社会的に重要なメッセージを発するファッションを提供することが求められている。実際、バレンシアガのデムナ・ヴァザリアはこの10年、ありふれたもののコピー(イケアのバッグ風)をラグジュアリー化してみせたり、土の中から掘り起こしたような汚れたスニーカーを出してきたりして、現代社会へアイロニーをつきつける文化的リーダーのような役割も果たしてきたように思う。
その流れのなかでの今回のバレンシアガの失敗は致命的。それに対して親会社ケリングがフォローする姿勢を見せていないのは何か意図があるのだろうか。今後の展開を見守りたい。