失敗がスポーツ選手を、人を強くする。
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注目のコメント
日本にまたも“ベスト16の壁” 岡田武史氏「まだダメだってこと」「まだ足りないんです。我々には」
と岡田さんがコメントされて、この受け止め方が本当に共感できましたという話です。勝負の世界、PKは運、も含めて足りていなかったということなのだろうと思います。サッカー界のみならず勝負の世界で生きるものは永遠に追求していくテーマなのだと思います。
ファンの皆様はともかく、業界関係者は次にいかに繋げていくのかを常に考えなくてはなりません。これは何も代表だけでなく、B.LEAGUEやその他競技団体でも同様です。
岡田さんのコメントに共感するもうひとつの理由は、致知という雑誌の対談記事にこんな内容のものがあったからです。『J2に昇格させたいといいながら、試合の前日にスポンサーと食事をし、2次会まで行って酔っ払っていた。「地元の名士からそんなことをしているから勝てないんだ」と言われて、本気でなかったと反省し、現在、酒を絶って、練習もみて、相手チームの分析までしている』というもの。
例え話として妥当かどうかはともかく、結果が出る、出ないの分かれ道など些細なことで、その蓄積が大きな差を生んでいくということを経験値として知っています。このようなこだわり、本気度が足りない僅かなものを埋め合わせていくのだと感じています。
岡田さんも故稲盛和夫氏(以下、稲盛さん)を崇拝している方です。稲盛さんの金言に「誰にも負けない努力をする」「ど真剣に」というものがあります。まだまだ足りないものを個人的にも組織的にも充足させるべく努力していきたいと思わずにはいられません。なるほど、考えること自体を「とめる」という発想はしたことがなかった。たしかに切り替えることや次を考えるということは、それまでの延長思考にあり、こうだったから次はこうする、と考えてしまうのかもしれない。
本当に瞬間的な判断が必要なプロの現場、日本代表として世界で戦い勝ち抜いたからこその境地を垣間見れた気がしました。
失敗してもとめる、次に全力を尽くす。一朝一夕では出来る気がしないですが、これもまた訓練ですね。昨夜の試合、非常に注目が高かったですね。それ故にネット上やSNSにたくさんの反応が溢れています。さまざまな想いがあり、考えがあり、熱量があります。しかしそれは時としていい方向にだけ進むのではないこともあり、そういった時こそ「思考をとめる」ことが次に進むためには必要だったするかも知れません。
スポーツでなくても、ビジネスや日常生活でも、その場のマインドに支配されてしまうことがありますが、同じように参考なる観点かと思いました。