ABEMAの入場制限をクリアする為には事前入場が必須ABEMAに釘付けとなる今夜、日本VSクロアチア
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注目のコメント
ABEMA は本当にすごいですよね。これだけ大量の同時アクセスがある動画配信サービスは、世界でも例を見ないのではないでしょうか。例えば Netflix や YouTube は世界中でたくさんの人に見られていますが、同一時間に全員が同じ番組を見るわけではありません。番組への同時アクセス数で見ると、もしかすると ABEMA は世界で最も大きなトラフィックを捌いている動画配信サービスになっている可能性もあります。
一般に動画はテキストや静止画と違って容量が大きく、それに伴い配信コストは非常に大きくなります。ABEMA レベルになると当然かなりの予算(数十億?)を使っていると思うのですが、今回は一体なにが原因で視聴制限をする必要が出てきたのか気になります。こちらは日経の記事ですが、事前に入念な準備をしていたはずです。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC19B5U0Z10C22A4000000/
視聴者の増加に伴い負荷が増える部分としては
① 動画配信
② ライブチャット
③ その他のデータ取得(ユーザーや番組情報など)
があるのではと推測しますが、これまでの実績から考えると ③ は恐らく問題ないでしょう。
② はかなりの負荷がかかるので、もしかするとここが耐えられないと判断した可能性があります。特に今回は無料配信なので、有料配信に比べると桁違いのメッセージが行き交うはず。
① は一般に CDN と呼ばれる技術を使って配信しますが、(考えづらいですが)CDN の限界まで来たのか、それとも事前に購入したキャパシティを超えるアクセスが想定されたのか。もはやこの規模になると ABEMA と CDN 各社との契約がどのようになっているかは想像もつきませんが(複数社を使っているようです)、流石に一定予算に収まるようにキャップしておかないと大変なことになりそうなので、もしかするとこの上限にタッチしてしまう可能性があるのかもしれません。その場合も画質を落とすなどで一定吸収できるはずですが、「未来のテレビ」を目指す ABEMA としては許容できないラインもあるでしょう。
とはいえ ABEMA としては正に今が勝負どき。本番がどうなるのか楽しみですし、W 杯が終わったあとに裏側の技術的チャレンジについても語ってもらいたいですね。■『視聴制限』という放送と通信の大きな差
しかしだ…。さすがに1700万視聴者数の数倍の規模が突然やってくると、サーバーダウンという、ひとつも嬉しくない事情が、ネット配信には待ち受けている。
スペイン戦が早朝4時に1700万視聴者数ということは、この約3倍もの5000万規模の視聴がクロアチア戦にくるかもしれない。
そうなると日本国民の実質、半数に近くなる偉業となりそうだ。
テレビの放送は、一体多の一斉放送に向いている。電波となった放送波は、受信された端末で再生されるだけだ。そしてネットの通信は、相互のやりとりが可能な一対一をベースに進化しつつも、一台づつの端末がサーバにリクエストを送りそれに対して、サーバー側が対応して視聴するという根本的な部分は変わらない。
ABEMAは急遽ヘルプページに、正式コメントとして、『入場制限』の可能性を示唆することを発表した。
■ABEMAの『入場制限』前に入場しておきたい
『入場制限』があるのであれば、入場制限される前にABEMAに入場しておこうというのが日本人の心理だ。
12月5日(月) 22:45 番組開始なので、その前から『入場(アクセス)』して、一切、動かないというのが得策のようだ。
すなわちテレビモニタで見ている人は、ABEMAに釘付け状態になることだろう。
これは広告主にとっては嬉しい状況だ。
『視聴率』ではない、『視聴数』や『視聴質』がわかるのが『通信』メディアの最大の強みだ。
ボクシングの世界戦のような『PPVペイパービュー』なども含めて
テレビを超えるメディアに成長できるかという挑戦も、今夜同時にはじまる!今夜はスペイン戦を超えて、また記録を塗り替えるはず。
テレビ放送はフジテレビですね。
ABEMAの事情も、みなさんの視聴動向も気になります。
色んな意味で、今晩は目が離せません。