サイバーセキュリティが企業に必須の時代に。常識はどう変わる?
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ITセキュリティの重要性は理解できるが、正直難しいしよく分からないから放置してしまっている……という方も多いのではないでしょうか。今回はセキュリティオンチの編集者が、トレンドマイクロ社の釜池氏に、知ってるようで知らなかったセキュリティの基礎から最新トレンドまでを、わかるまで聞いてみました。
被害にあって初めてセキュリティーの投資を認める幹部。それまでは経費を下げろとしか言わなかった。「知らないぞ」と腹の中で開き直るIT要員達。そんな構図があちこちで展開されているのではと推測します。セキュリティー対策の重要性は10年あまり声高に言われてきたにもかかわらず、耳を貸さなかった幹部は、被害にあって初めて舐めていたことを反省する。
この世界は完璧は存在しないものの、ちゃんと対策を施せばリスクはミニマイズできます。技術者を採用、育成し、的確な運用を行うこと、社外のベンダーの力を借りて適切な対処を行うこと。それをずっと継続するしかありません。何れもお金のかかることですが、必要不可欠です。
最悪なケースを想定しましょう。事業継続ができなくなるだけでなく、顧客以外にもサプライチェーン全体に影響し、事業再開に長期間を要する可能性もありますし、データが復旧できないケースもありますし、顧客の信頼を失い、業績が戻らない可能性もあります。ホラーストーリーを想定して、そうならないために何をすべきかを真剣に考えましょう。既にターゲットにされているかもしれませんよ。こんなにもサイバーセキュリティの必要性が叫ばれているのに、なぜ毎月のように大きな情報漏洩の事件が起きるのだろう?と、正直不思議に思っていました。ですがこの記事を読んで、攻撃を100%防ぐのがなぜ難しいのか、よくわかりました…。確かに玄関に防犯カメラをつけておいても、窓から侵入されたら映らないですしね...!
100%安全な方法はなくて、イタチごっこからは逃れられない。守る側もリテラシーをきちんと上げて、最適な対策をしていくしかないのだなあと、初心にかえりました。