草間彌生とルイ・ヴィトンが東京都心をジャック。渋谷や増上寺が会場に
美術手帖
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注目のコメント
美術館や寺院など公共性の高い歴史ある施設をLV仕様にするのは今は亡きLVの敏腕PRマネジャー、牧里カワスジーさんの頃からのお家芸。LVやエルメスだから許可がおりるのでありここがラグジュアリーブランドの凄み。
一方屋外広告ジャックの類はいまは通行人向けでなくSNSでバズるためのコンテンツになりましたね。広告を出す目的が変わりました。通常は光害として看板規制がある中、NYのタイムズスクエアは開発する場合、ある一定以上の大きさの電光掲示板を設置する規制があります。そして隠れ情報として毎日23:57から3分だけ、全ての電光掲示板がアーティストにジャックされます。そう言った遊び心が楽しいですよね。こういった都市を舞台にしたアートは、人を実際の移動させる力もあり、都市にとってもいい効果を齎すと思います。
現代人が日常で触れるものは便利なもの役に立つものが多い。
一方、街中にあるアート作品は全然便利ではないし、ときには邪魔になるようなものもある。
アートが街にあることによって、ある目的へ一方向に進んでいるところにまったく違う流れが出てくる。立ち止まって作品や街、人の営みを見てみることがと、豊かな生き方に繋がっていくのではないかと思います。