[アルラヤン(カタール) 29日 ロイター] - サッカーのワールドカップ(W杯)カタール大会は29日、各地で1次リーグの試合を行い、B組ではイングランドがウェールズに3─0で快勝し、首位通過を決めた。

イングランドは前半、引いて守りを固めるウェールズを崩せなかったが、後半開始5分にマーカス・ラッシュフォードがFKを直接ゴールにたたき込んで先制。そのわずか1分後にはフィル・フォーデンが追加点を決めると、同23分にはロングフィードを受けたラッシュフォードがカットインから左足を振り抜きリードを広げた。

ラッシュフォードは数カ月前まで調子を落とし、けがも抱えていたが、W杯ではキリアン・エムバペ(フランス)、エネル・バレンシア(エクアドル)、コディ・ガクポ(オランダ)と並ぶ3得点で得点ランキングトップに立つ活躍を見せている。

試合後、ラッシュフォードは「最高の気分だ。米国戦の結果(0─0)で少し落胆していたので、次の試合でいいパフォーマンスを出すことが重要だった。早く試合を決め、チャンスをものにすることが大切だった」と語った。

この結果、イングランドは勝ち点7で1位通過。決勝トーナメント1回戦ではA組2位のセネガルと対戦する。ウェールズは勝ち点1で最下位での敗退が決まった。

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