話題のドラマ『silent』でも…若者が支持する「切り抜き動画」、企業はどう付き合うべきか
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ごく個人的にこの手のコンテンツを「スナックコンテンツ」と呼んでます。「ちょっと時間でサクッと消化」できるということで。ただ、この「サクッと消化」から「ちゃんとしたコンテンツを消化したい」は昔からあって。例えばCMの音楽。今は多様な接点があるのでなくなりましたが、その昔、80年代、90年代はCMからヒットソングが生まれました。まさに15秒の「切り抜き音楽」。切り抜きに最適化して作られた側面があると思いますが。
なので、若者が支持でもなんでもなく、「スナックコンテンツ」なコミュニケーション手段は端的に言うとやるべきで。Twitterに投稿される140文字のコンテンツも結果リンクされた記事のスナックであることも多いですしね。
コンテキストの伝達手段として「スナックコンテンツ」もまた多様化しているということで。うまく利用しましょうに尽きるのでは。記事では触れられていませんが、メンタリストdaigoさんや岡田斗司夫さんなど切り抜きを容認しているインフルエンサーは、ひろゆきがマネジメントしています。(ひろゆきの会社に管理を委託している)
これってすげーなと思って。
ひろゆきからしたら
①勝手に自分の動画を切り抜くやつが現れた
②けしからん、と思いつつ逆手に取る方法を思いつく
③自分はバンバン動画を上げて切り抜かせて増収
④まわりのインフルエンサーに同じスキームで切り抜きを収益化させることを提案
⑤ひろゆきの会社にマネージしてもらうインフルエンサーが増えるほど、ひろゆきは儲かる。
ソースはこれ。(切り抜きw)
https://youtube.com/shorts/rsxRRCfmCeICD世代だと記憶に新しいかと思いますが、いまやストリーミングが当たり前の音楽サービスは違法DLが当然のように蔓延っていました。
ここから業界とうまく付き合いながら、Spotifyのようなストリーミングサービスが生まれるまではSpotifyの創業ドラマ「The playlist」をぜひ見て欲しいのですが、何が言いたいかというと、グレーの状態が常態化してしまったものは、テクノロジーの進化による法の歪みが足枷になっていることが多いです。
つまり、このグレーとうまく付き合いながら、グレーをグレーのまま残すのではなく白とすべくサービス化する。ここに大きなビジネスチャンスがあるのだろうなという印象。