大袈裟なシステムはいらない。“困り事”から始めるDX論
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DXとは、テクノロジーでビジネス全体を変革させるもの。何やら壮大なシステムを導入して、完璧に運用して…という景色を想像するかもしれません。
ですが、その「システム導入」そのものに疑問を抱き、「納品のない受託開発」という新しい概念を生み出したのが、システム開発会社ソニックガーデンの倉貫さん。“納品がない”ってどういうこと?なぜそれが、DXの成功に繋がるの?ご本人に伺ってきました。
個人的には、「あえてDXって言わない方がいいんじゃない?」という倉貫さんの最後のコメントに非常に頷いてしまいました。「DXはIT化とは違うんだ!」といった話を聞くと、どうしても大規模に全部変えないとダメなんじゃないかという気がしてしまいますが、実はスモールスタートで始めた方がうまく進むケースもたくさんあるはず。そういう長期的な取り組みだからこそ、同じ目線で寄り添ってくれるプロがいるのはすごく心強い。ぜひ、読んでみていただけると嬉しいです!DXやSXの X 日本語の改革という言葉の響きが後ろにつくことにより神格化、アンタッチャブル感を増幅しているように思う。
業務手順の見直しが業革と言われることで過剰な凄みが出るように。
重要性の喚起戦略策定期には一定の凄み、迫力が必要だが、
実行フェーズにおいては違う迫り方が必要。
記事にある市役所の待ち時間をシステム開発でなくわYouTubeで中継することで解決してしまうような、簡単で身近で手ごたえがあること。難しいことを語るより平たい言葉に置き換えて共感、行動を呼び起こすのリーダーシップ、いや自分も走るW杯の吉田麻也キャプテンのような寄り添い方だ。「システムに、価値はありません。」DXの話をしているとITは価値がないのか?という返しがくることもありますが、そういうことではなく。
何かしたいこと。目的の達成に価値はありますが、ITの手段を導入したから価値が出た。ということはないです。というお話です。
また、大きなシステムさえ入れれば大きな価値が生まれる…と考える方も多いですが、些細な変化でも大きな価値が生まれることもあります。
そのあたりがDXの感覚なのではないでしょうか。