台湾与党、地方選大敗 蔡総統、党主席辞任表明
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今回の選挙結果によって、蔡氏はまだ総統を辞めませんが、実質親中路線の国民党が政権を握る可能性が高くなりました。
現在の世論を個人的には下記のように分析します。
①このまま反中政策を続けて緊張が高まり、ウクライナと同じように有事が起こるくらいなら、経済的にも安定する対中融和政策への期待。国民も台湾独立は現実的に難しいと考えている
②反中感情というよりかは現在の民進党によるコロナ政策・経済政策への不満
③そもそも地方選なので若者は故郷に帰らず投票をする人が少なかった。そのため元々国民党寄りの高齢者の民意が大きく反映される結果となった
どちらにせよ、2024年に控える総統選の結果により台湾の未来が大きく変わることは間違いないと考えています。
注目のコメント
台湾人+台北市民です、今日も票を入れました。今回の選挙はあくまで地方選挙です。歴年の地方選挙結果を振り返ってみると、親中反中思考というより、各県市の施政実績と立候補者の政策の方が重視されている傾向ですね。蔡総統が辞任するのは党トップだけ、2024年の任期切れまで大統領のままです。台湾全体的には特に影響がないと思います。ただ、2024年の大統領選挙で勝ち抜くため、民進党は今回の失敗を猛省しなければなりません。
直前の情勢調査通りの結果でした。
地方選挙であること、国民党がコロナ政策、経済政策等内政面で民進党への批判を続けた事で、対中国政策は争点になりませんでした。
国政で民進党政権が続いていることの反動もあったと思います。
したがって、今回の結果がイコール対中国政策否定ではないと思われます。
また、今回首長選挙に出馬した面々を見ても、全体的に民進党は人材の谷間に当たっている印象も受けました。
いずれにしても民進党は次の総統選に向けて体制の立て直しが急務になります。民進党が今回南地域以外で大敗、蔡英文の故郷で民進党支持層の厚い屏東県でもかなり肉薄し、多くの都市で国民党勝利となりました。そして蔡英文も党首を辞任
ライブのコメントでは国民党派と民進党派で荒れてます笑
中国の視点的には共産党の最近の強い軍事圧力やサイバー攻撃なども功を奏したと言えると思います。
しかし台湾の選挙というのは投票するには基本本籍地(出生地や持ち家の地区)で行う必要があり、賃貸が多い北部都市圏、特に若い人は地元に帰らなければならないので、わざわざあまり地方選のために積極的には帰ってないのではと思います。なので地元の比較的年齢層の高い人からの投票がメインで今回の結果につながったのも一因と想像します。
(あとは台湾は基本賃金が安かったりその割に都市部の不動産が不釣り合いに高かったりするので、色々そう言う不満も今の政権にあるというのもあります。)
とはいえ、2024年の次の総統選であれば若い人もかなり参加するため帰省すると思うので、結果はまた違うかもです。