『マネー・ボール』から20年、プロスポーツにおけるデータと分析の現在
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プロスポーツチームが人材や人材育成にかけた投資の結果が見えるまでに1~3年かかることは珍しくなく、プロスポーツに当てはまることは多くの業界の企業にも当てはまるというのはすごく納得がいきます。
人材のパフォーマンスを上げるのにファクトとデータ分析を活用する事例は増えていて、特にセールス・アナリティクスの分野が進んでるように思います。
企業の1on1の質に相当ばらつきがあって、やらないほうがましな1on1もあるという声がありますが、ファクトやデータ分析を軸にしてもっと改善できることもありそうな気がします。プロ野球のテレビ中継ではピッチャーの球速をはじめ、打球速度、コース・アウトカウントごとの打率などが表示されることも珍しくなくなりました。
また最近ではAIによる分析で打席結果や勝敗予想を提示することも増えつつあり、一人のファンとしては定量的指標が提示されるとスポーツ観戦もより面白くなると感じています。
また選手の能力が適切に判断されることで年俸などの評価はもちろん、トレードやドラフトなどの選手獲得にも利用されるので、データ分析は他方に利点が大きいと思います。メジャーリーグを見ているとデータ分析においてサッカーはもっと極められるのではないかと思うくらい緻密さにびっくりしました。
しかし中には、前エンゼルス監督のマドン監督のようにデータの過大評価も問題になってくると思います。
意思決定者である監督、フロント等がしっかりとデータリテラシーを持ち、そのスポーツを理解する事は非常に今後も重要だなと感じました。