「安全で低価格」、中国EVメーカーが欧州に大攻勢
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衝突安全ですが、すでにシミュレーションがツールとして使えるので、規制対応はそう難しくはないでしょう。しかし、NCAPのような規制以上の安全性能の競争領域では、ユーザーの信頼を勝ち取ることが大切です。スバルがアメリカで信頼されているのは、IIHS(米保険業界の安全情報公開)のテストで、十年以上も前から高く評価されてきたからです。
中国ブランドはいかにユーザーの信頼を勝ち取るのか。また、BEVに関しては、工場の設備投資などの減価償却費が製品に含まれないので(政府が負担か?)、コストでは中国にかなわないでしょう。欧州BEVも危ういかもしれません。
先日、都内でBYDのBEVに乗りましたが、性能や品質は満足できるレベルでした。奇をてらったものではなく、BEVとしては乗りやすかったです。国内では100箇所もデイーラーを作るそうです。リースやレンタカーにも、向いていると思いました。
いよいよ、BEVの戦国時代が到来したと感じました。
注目のコメント
20世紀の終わりから中国の自動車市場が大きく伸長し、日本も含めた西側諸国のメーカーは中国に進出、現地企業と合弁会社を立ち上げ、技術移転が始まった。生産台数の多い中国の生産機械は最新鋭のものが多い。
外国企業の優秀なエンジニアを高額な給料でヘッドハントしているし、海外に留学した優秀な若手人材が豊富にいる。そして何より、国や地方政府が多額な援助をしてくれる。
中国メーカーの品質が上がらないはずはない。
最大の課題は米中対立に代表される政治リスクと、情報セキュリティの問題だろうが、逆に言えば、それが解決されたら世界中の自動車メーカーは破壊的な打撃を受けるかもしれません。衝突安全性の設計は、自動車の中でも難易度が高い部類です。中国車が安全性で追い付いたのは注目すべきニュースながら、日本のメディアがこれを大きく取り上げなかったのはスポンサーへの忖度でもあったのかな。
https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/news/18/13662/
吉利がボルボを買収したのは、衝突安全性のノウハウを得るためだと思っていました。予想通り10年で追い付いてきました。これを超える戦略を持たなければ、価格で負ける日本車は欧州から追い出されかねません。事実を真摯に受け取るべきです。実現時期が流動的なHV禁止よりも、よほどインパクトがあります。
10年前
https://response.jp/article/2010/11/25/148417.html