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【チャートで理解】世界の人口が「80億人」になった

NewsPicks編集部
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    静岡県立大学国際関係学部 准教授

    世界の人口増加の半分が起きている「コンゴ民主共和国、エジプト、エチオピア、インド、ナイジェリア、パキスタン、フィリピン、タンザニア」の8か国、この内コンゴ民主共和国、エチオピア、ナイジェリアは紛争が続いている国です。
     紛争が続いていても、人口は増えるのです。第1次世界大戦の時のヨーロッパのように、1年間で500万人とかが死ぬような戦争をやると減りますが、毎日数百人が死ぬ程度の紛争が起きている国は、人口は増えています。
     パキスタンについては、国内の紛争も抱えていますが、数百万人のアフガニスタン人が流入しているのが大きいでしょう。アフガニスタンの場合、生まれる子どもは急速に増えてきましたが、国外に流出しています。難民の出生率は、おおむねどこでも非常に高いです。

    人口が増える社会、それは、人口の増加が共同体の存続に必須な社会です。
     人口が最も物をいうのは、高度な技術を用いない紛争です。頭数が多ければ勝てるし奪える、人口が少なければ滅ぼされて奪われる、そういう社会であれば、体裁も倫理も置いておいて、とにかく子どもを増やそうとします。
     それから、労働集約型産業、主に高度な技術を用いない農業のことですが、それが生存に必須な社会では、子どもを増やそうとします。
     継続する紛争と労働集約型産業社会、この両方の条件がそろった社会を最も多く持つのは、アフリカです。コンゴ民主共和国のような大きな国でなくても、ニジェール、ソマリア、チャドのような紛争国では、合計特殊出生率6.0を超える人口増加が続いています。

    日本は、紛争が無く、サービス業を含め知識集約型産業への移行が進んでいるので、人口は増えないでしょう。
     先進国の本音としては、世界全体で人口が増えるのは、経済や労働力のことを考えれば悪いことではない、しかし、それがアフリカばかりであっては困る、ということでしょう。
     アフリカで増加した人口がヨーロッパや日本に移住すれば、人口バランスはとれるのですが、それを拒絶するのが政治や文化です。
     比較的望ましい選択肢は、アフリカで紛争を減らして、ある程度知識集約型産業への移行を増やして、人口増加のペースを落とす、ということになるでしょう。


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    ジョーシス株式会社 シニアエコノミスト

    東南アジア市場についても人口は重要な要素の一つとなっています。ただ、今現時点を切り取っただけでは不十分で、その後どうなるかが重要です。残念ながら、海外進出セミナー的なものでは、現時点の人口が若い、多い、という点のみが話されて、将来どうなるかまで言及されることは少ないように感じます。現時点、人口ボーナス期間(総人口に占める生産年齢人口の割合が増える期間)という景気の良い側面が強調されますが、すでに終了しかかっている国もありますし、長くても10年〜20年ぐらいで人口ボーナスが終了します。

    東南アジアの人口ピラミッドは、タイについてはすでに釣り鐘型へ以降、ベトナムは10〜24歳までが極端に少ない世代(ベトナム戦争?)があります。タイのように中所得国でありながら、先進国型の人口ピラミッドになるという状況は、何をもたらしていくのか、興味深いところです。

    加えて、移民受け入れも重要なポイントとなります。アメリカの生産年齢人口について50年先までグラフを作ったことがありますが、出生率はそれなりに保たれ、生産年齢人口の減少は極めて緩やかです。一方で、移民をあまり受け入れていない国は出生率が大幅に下がり、生産年齢人口も下がります。

    また、シンガポールは典型的な先進国の釣り鐘型ですが、外国人の就労が多いため、子供は少なくなっても就労人口は外国人が補うという、特殊な視点で読む必要があります。

    人口の現時点の数だけではなく、将来の構成内容まで見ておくことが重要だと思います。

    とりあえず、人口ピラミッドをみることで大体は把握できると思います。下記のサイトが便利です。ここに加えて、シンガポールの事例のようなローカルナレッジを加味して読むと、人口の見え方が多角的になると思います。
    https://www.populationpyramid.net/


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    NCB Lab. 代表

    地球にとって人口増は本当におめでたいことなのでしょうか。地球はその重さに耐えかねているかもしれません。

    人口のピークは2080年から2100年ころ。それから減少に転じるそうです。それまで地球は食糧を供給し、二酸化炭素を吸収つづけなければなりません。地球の食物連鎖は維持できるでしょうか。


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