ジャフコ、ＮＲＩ株売却資金で自己株取得 旧村上系が全株応募へ
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ジャフコ vs 村上ファンド決着。NRI全株売却で、その大半の420億円を使ってTOB。村上ファンドは全て応じるとの。村上ファンドの完勝。
ここからは雑すぎる計算なので間違ってる可能性は大いにありだけど、
村上ファンド系の平均取得単価が1,800円として、今回の買取が2,700円とした場合、この短期間で30%強のリターン。100億円以上の利益
https://finance.yahoo.co.jp/news/detail/20221125-00000111-reut-bus_all
注目のコメント
シティインデックス側の要求どおりの決着でしょうか。
本業と関係ない資産を売却して株主還元する、というのは合理的な要求だとも思いますが、その「株価のあや」みたいなところだけで投資家がリターンを得るというのもちょっと悲しい気がします。なんでもいいからリターンを追求する、というのもそれはひとつの投資戦略なのは事実なのですが。
「企業が成長して企業価値そのものが上昇して、その結果投資家もリターンを得る」という構図に期待して投資をしたいものだ、と個人的な好みとして思います。それがステークホルダー全体にとってのハッピーシナリオだろうと。旧村上ファンド系シティインデックスイレブンスがジャフコ グループに対して、①保有する野村総合研究所の株式を流動化②株式時価総額の約3分の1、連結株主資本40%にも相当する約500億円の自社株買いを求めて、大規模公開買い付けを実施していましたが、ついに決着がついたようですね。
ジャフコ グループ
・株主還元方針の見直しおよび資本効率の向上施策について
https://release.tdnet.info/inbs/140120221125571274.pdf
・企業価値向上の基本方針
https://ssl4.eir-parts.net/doc/8595/ir_material3/196138/00.pdf
本件でジャフコグループが大きく影響を受けたのは新ファンド、SV7シリーズのファンドレイズです。当初、ファーストクローズは外部募集だけで500億円を見込んでいましたが、シティインデックスイレブンスによる敵対的買収により出資保留が相次ぎ、10/27時点で外部募集283億円、ジャフコ出資分含め500億円となっています。今後、出資を保留した投資家の動き、セカンドクローズに注目したいです。
https://ssl4.eir-parts.net/doc/8595/tdnet/2192927/00.pdf
また、関連して野村総合研究所でも動きがありました。
https://t.co/Z2Wi5xsF44
①ジャフコ グループが保有する全株式（23,968,100株）の売却
②野村HDが2.2%売却して筆頭株主(13.06%)から第三位株主(10.86%)に
→NRIは200億円/800万株を上限に12/23から自己株買いを実施するとのこと。
https://t.co/bYOIxYO88l
